こんなトコに!?漢字の中に「犬」を発見しました!
![首を傾げる黒い犬](https://image.newspass.jp/article/content_image/2018/03/16/a82090cd5ef937ff31ed555b936510de.jpeg?output-quality=50)
私たちが犬と生活を共にし始めたのは、遥か昔、縄文時代ともいわれています。それだけ長く寄り添って生きてきた人間と犬は、自然と暮らしに影響を与え合っているのです。
実は、何気なく使っている漢字の中にも「犬」が存在していると知っていますか?勉強嫌いの君も、犬が使われている漢字の意味と由来を知れば、きっと漢字に興味を持ってくれるはず!
1.伏
![伏せる2匹の犬](https://image.newspass.jp/article/content_image/2018/03/16/74f6134c1c99bfce001711f6449b7748.jpeg?output-quality=50)
【読み方】
フク、ブク、ふ(せる)、ふ(す)
【意味】
1.ふす。ふせる。
2.うつむく。うつぶせになる。
3.かくれる。身を隠す。待ちぶせする。
4.したがう。ひれふす。服従する。
【由来】
犬が人につき従い、服従する姿から。また、犬が地面に腹をつける様。
「伏せ!」という意味そのまま、伏せている犬を象った漢字だと分かりました。なるほど~。
2.獄
![牢屋](https://image.newspass.jp/article/content_image/2018/03/16/0ef69bee52c6b95f475a2ce297f45801.jpeg?output-quality=50)
【読み方】
ゴク、ギョク、ひとや
【意味】
1. 囚人を収容しておく所。ろうや。牢獄。
2. 裁判、または、判決。裁き。
【由来】
"けものへん"は元来"犬"を表す。そのため、2匹の犬が向き合って罪人を番しているところを表す。
2匹の犬が番犬として働いてくれていたのでしょう。昔から、犬が人のために働いてくれていたことがよく分かる漢字ですね。
3.状
![うつ伏せの犬](https://image.newspass.jp/article/content_image/2018/03/16/33d858eb7ab1e12b575220d181f5266d.jpeg?output-quality=50)
【読み方】
ジョウ、ソウ
【意味】
1.すがた。かたち。外面に見える様子。ありさま。
2.形や性質を表す語。
3.事のなりゆき。実情。様子。
4.書付。手紙。
【由来】
犬の様々な動作から。
犬はいろいろな動きをします。芸もたくさんできますものね。その様を表した漢字です。
4.然
![炎](https://image.newspass.jp/article/content_image/2018/03/16/72824a0047a99531b453cbd401f38770.jpeg?output-quality=50)
【読み方】
ゼン、ネン、しかり、しかし
【意味】
1.そのとおり。そのまま。
2.形容の語をつくる助字。
3.接続を表す助詞。
【由来】
文字の下部は火、上部は犬の肉を意味する。火を燃やして犬の肉を焼く意味。
怖~い!しかし、昔は犬を生け贄にする習慣があったようです・・・。
5.吠
![吠える犬の絵](https://image.newspass.jp/article/content_image/2018/03/16/43bb21c14d9172980fe6b924db006112.jpeg?output-quality=50)
【読み方】
ハイ、バイ、ほ(える)
【意味】
ほえる。犬が鳴く。犬が声を出す。
【由来】
由来は不明。
口に犬で、吠える。漢字そのままですね。
6.臭
![鼻をつまむ女性](https://image.newspass.jp/article/content_image/2018/03/16/70d543f16c115eae33ae8658eb5eb1d0.jpeg?output-quality=50)
【読み方】
シュウ、シウ、くさ(い)、にお(う)、にお(い)
【意味】
1.におい。特に、いやなにおい。くさい。
2.それらしい感じ。
3.臭素のこと。
【由来】
犬は鼻が利くことから。
元々は「自+犬」だったのが犬の点がなくなったようです。鼻が利く犬を表しているのですね。
7.黙
![夕焼け](https://image.newspass.jp/article/content_image/2018/03/16/9f8d792c7e6d33d0d49e608dd9f27236.jpeg?output-quality=50)
【読み方】
ボク、モク、だま(る)
【意味】
ものを言わない。声を出さない。もだす。だまる。
【由来】
犬が黙って人に付いてくる様から。
犬は黙って付いてくる・・・そんなこと、ありませんよね(笑)
まとめ
![走る犬](https://image.newspass.jp/article/content_image/2018/03/16/64a1eea16645c4e1ca71840ba47b8c24.jpeg?output-quality=50)
犬が使われている漢字を7つ、ご紹介しました。いかがでしたか?
今まで気にも留めずに使っていた漢字が、犬に関係しているなんて、何だか嬉しいですよね。中には怖い由来の漢字もありましたが、それも知るべき歴史なのかなと思います。
犬が使われている漢字を知ることで、勉強もちょっぴり楽しくなればいいな♪