何かに抜擢される
名誉な役に選ばれる
などのような意味で使われる
この言葉
本来の意味では
選ばれるのは名誉職ではなく
生け贄。
飢饉が続いた時に
神に生け贄を捧げるしか術が無かった頃
白羽の矢が屋根に刺さった家は
娘を生け贄として
差し出さなければならなかった
残された他の子供や家族を
村社会から守るために
親は抵抗することができず
娘を守ることすらできなかった
白羽の矢が立つ、という言葉のもとには
不幸しかなかったのです。
数ヶ月前からある程度の天候の予測もでき
よその国から沢山の食べ物も持ってくることもでき
無垢な子供の命が犠牲になる必要のない今
こんなにありがたい世の中になったのに
どうして
いつまでも
無垢な子供の命が犠牲になることが治らないのだろう
しかも
守られるべき親の犠牲になって…
親は
何のために
子供を生け贄に捧げ続けているのだろう。