ここ2~3日の間、一番問合せの多いのが七草インコでした。

この種は私がインコを飼育し始めた30年位前は中型インコの入門種といった文言

で売られておりましたが、当時の価格で4~5万円で未だ国産ではなく輸入が殆ど

だと記憶しておりました。

飼育本には輸入後通年飼育してからが繁殖可能と言う様に解説してありましたが、

比較的簡単に繁殖したと思います。



ただやはり活発な鳥ですので籠飼いとは行きませんし、性別判定も困難でしたし

万一片方が死亡すると相手を探すのが困難な時期でした。

一時期色々な理由があったのですが七草の飼育を止めた時期がありました。



再開したのはレッドが作出され、その後ルチノー、ルビノー等考えられないような

カラフルな色の変種がEUから輸入される様になり、当時はペアー70万円くらい

しましたが1~2年の間にこの高価なルビノーが国内のマニアの間に浸透したの

を昨日のように思い出されます。



その数年後2~30万の価格になってからでもさらに飼育者が増え、ここ1~2年

は価格も輸入当時の10%以下になっても人気にかげりが見えないのは非常に

珍しい事です。

多分この種は殆どショップの店頭に出ないでマニアの間で徐々に普及していった

結果だと思われます。

ですから未だに、値段の割には鮮やかで、見栄えのするこの種が人気を継続して

いるのは私的には判る気がします。



意外と知られていませんがパイドもいますし、本場ではブラック等もいるようです。

沢山問合せをいただくのは嬉しいのですが、我が家はオスが多くてペアーで対応

できない事で皆さんのご迷惑をかけてしまったことを申し訳なく思っております。

本気で来春この種の繁殖をお考えでしたら輸入でしたら対応できますし、皆さんが

考えているよりも輸入鳥はずっと丈夫です