梅雨の合間の晴天の下、昼前に温泉につかり贅沢気分。
のんびり心地よく、堪能し…。
お昼ご飯は、ずっと行きたいと思っていたお店でと、
久しぶりに足を伸ばして、鶴瀬まで
。

開業昭和7年、今は三代目が受け継ぐ、老舗蕎麦店。
鶴ヶ島 「手打そば うどん ほていや」
年代感じる、昔ながらの蕎麦屋風情に、
店前にはチリ一つなくきちんと掃かれ、
扉を開けば、明るく清潔感漂う、心地のいい空気
。

入ってすぐの打ち場では、追い打ちをしているご主人。
入った瞬間顔を上げ、丁寧に頭を下げて下さる姿に、
持て成しの心を感じられ、とてもうれしい
。
日曜日の1時すぎ、満席に賑わう店内に、
タイミングよく空いたテーブルに通されて…

すぐに出されたお茶には、揚げ蕎麦が添えられ、
つまみつつ、開いたお品書き
。


蕎麦は、二八の「せいろ」に、
十割太打ちの「田舎そば」、


季節の蕎麦や、蕎麦寿司、ご飯もの…


一品料理に、お酒の品書き、、

一通り目を通し、気になったのが「そばこのみ」
。
「せいろ」に「ほていや」名物との「そばずし」、さらに「天麩羅」が、
一度に頂けるなんてうれしい一品、
早速私はこれに決め、彼は「天ぷらもり」に決め注文。
待つ間、品書きの「ほていやの歴史」を読んでたら…、


これはすごい、江戸時代からあるお店だったとはっ。
途中、伊東一茶庵 片倉英晴氏に師事し、
昭和27年、初代がここに移り、そして今、3代目だそう
。
由緒正しき老舗蕎麦屋と知り、感心している間にも、
次々に入ってくるお客さん。
ますます期待が高まる中…、

「お待たせしました~」と、ふたつのお盆が到着
。

一角に盛られた、二八の「せいろ」は、
キリリとした角に、乱れ無き端正な細切り。

手繰り口にすれば、香りはやや穏やかながらも、
しっかりと延され、むちっとした歯を跳ね返す強い腰。
ほのかな粘りに穀物感が感じられ、これは美味しい
。
奥行きある出汁のまろやかな汁も美味しく、
蕎麦の風味を引き立てる名脇役
。

そして…、楽しみな「そばずし」は、油揚げと、海苔巻きの二種類。
酢〆加減もよく、さっぱりとほのかに甘く、
しゃきっとした歯ごたえがあり、これも美味しい
。

しかも、天麩羅が又美味しい
。
衣薄くからりっと、とても軽やかで、
中の野菜は瑞々しく、素材の旨みたっぷり。

彼の「天ぷらもり」は、海老にキス、茄子にしめじ、
彼もこの天ぷらに満足そうで、
思ったよりたっぷり盛られた蕎麦に、満腹そう
。

蕎麦湯は、程良い濃さでまろやか、
もり汁の美味しさをしみじみ感じながら、たっぷりと頂いて…
さらに次々に訪れる人で、待ちまで出始めた店内、
我々は、早々に席を立ち…
ご馳走様でした~
気持ちのいい持て成しに、
しっかりとした蕎麦に、そばすしまで頂け、大満足。
腰の強いこのお蕎麦、温蕎麦も食べてみたいな…

「手打そば ほていや」
埼玉県鶴ヶ島市上広谷661-4
049-287-4545
11:00~15:00 / 17:30~21:00
木曜昼のみ、金曜定休
禁煙