2022年8月
検診で胸部異常陰影指摘
9月
気管支鏡実施、肺がんは否定
その後様子観察とされる
11月
陰影拡大したが原因不明とされ
12月末 別の病院を紹介
2回目の気管支鏡
肺がんステージ4aと診断
2023年1月
テセントリク
アリムタ
カルボプラチンで
1回目の治療後
コロナ陽性
肺炎でステロイド内服中
5月に4回目の治療とステロイド
終了
治療6日後に左肺炎再燃
↑今ココ


今回の入院時に撮ったCTからまだ2週間しか経っていない。


その時は少し影も抜けて

薄くなっていて抗がん剤の効果が

見られたのに

今日見たら、他の部分がこの2週間で

急速に大きくなっている。


本来なら治療をするタイミングなので

抗がん剤で抑えていることを考えれば

仕方ないのかもしれないけど、

今はまだ肺炎の治療中で

しかもプレドニン20mg内服中。


もう少し減量しないと治療はできない。


今回の発熱はこの大きくなった癌が

炎症を起こしていると考えられる。


そこに何らかの菌が入ってる可能性もあるので、しばらく抗菌剤を服用しながら

熱や痛みには薬で対処していくことに

なった。


癌に対しては先生たちのカンファレンスのあと、他の抗がん剤に変えるか、次の維持療法のままいくのか…また後日話し合いになった。


かなりショックだった。

今週には退院できるかなと思っていたし

何より癌がこんなに早いスピードで大きくなっていることが…。


先生の説明のあと、看護師さんが私のメンタルを心配して2人で話をした。


我慢していたのに、声をかけられると

涙が出てくる。

こんな時にいっぱい泣いていいのよって言われたけど、そんなふうな泣くことができない。


告知されたあの日から

癌は私から何もかも取り上げていく。

やりがいのある仕事も

平和な日常も

ささやかな楽しみも…。


そして今は家に帰ることさえできない。


こうやって肺炎を繰り返して

治療もできなくなっていくのかなぁ。



抗がん剤しか選択肢がない私には

分子標的薬の治療ができる人が羨ましい。


だけど、

誰かを羨ましがって生きるのは嫌だ。