バンブルビー
先日、吹き替え、字幕と2度続けて観てきました。
大好きな映画の一本となりましたので
感想文を書きたくなったので書きました。
ですが、本ブログは
個人の感想です。
ネタバレも多数含みます。
大好きなシーンが豊富で
大好きな映画なのですが、
批判もあります。
ひどい批判もしています。
読後の責任は負えませんので、
ネタバレ及び批判文章の
お嫌いな方は
絶対に読まないでください。
記憶違い、解釈違いもあると思います。
そっと教えて頂くと助かります。
「KUBO 二本の弦の秘密」の監督
トラヴィスナイトさんが指揮をとると聞いた瞬間、
(マイケルベイ氏でなくなったことでそもそも不安が減っていたのですが)
「おそらく名作に仕上がるであろう」という期待のほうが大きくなりました。
さてその期待の中、
妻と劇場に足を運び、吹き替え版を鑑賞。
冒頭でもう興奮はMAXです。
35年来のファンが見たかったシーンが展開されているのですから。
「あいつもこいつもいるぞ!」
ですから、興奮しないわけがない。
惑星サイバトロンのシーンだけでもう
変な声が出まくりです。
大ピンチの中、
バンブルビーはオプティマスに促され、脱出。
オプティマスがどういうわけか地球を知っていたため、
災厄が持ち込まれる結果になります。
いつもの通り、オートボット戦士はその星のことを深く考えていない様子。
こういうところがベイムービー(マイケルベイ監督TFムービーをここではこう表記します)
の系譜だな~
そして地球へ。
ちょうど模擬演習中のアメリカ軍。
部下をいたぶる不愉快なシーンが挿入されつつ、
そこへ火の玉が飛来。
ベイムービーならではお馴染みのはた迷惑な落下スタイルのため、
重傷者多数の大惨事になったようです。
切れた指揮官のジャック・バーンズは全軍でビーを追跡。
ビーを確認するや攻撃態勢へ。
「敵ではない!」
その声むなしく、包囲網を敷かれ追い込まれていくビー。
相変わらずTFに対しての攻撃描写が容赦ない。
「人間なら死んじゃうだろうが、TFはこれくらいじゃ死なないぜ。」
を表現したいのかもしれないが、銛が突き刺さったままとか
観ていて痛々しい。
いつもの事とは言え、人間相手なら
R15指定を食らいそうな描写をTFならやっていい。
みたいなシーンは正直胸糞悪い。
絶体絶命のピンチ。
そこへ助けに現れた、、、ではなく
ビーを追跡してきたブリッツウイングの登場。
ビーからオプティマスの情報を聞き出すためにはるばるやってきたようだ。
ストーリーの要に
オプティマスを探すディセプティコンズという軸があるのだが、
すまない、冒頭でオプティマスがジャンプして航空兵にしがみついてから
一体どれくらいの時間が経過したのかがわからない。
射出ポッドの地球までの航路時間がわからない。
ブリッツが追いかけていく描写を見落とした(と思うので)早々に見つけられたビーに戸惑いました。
そして「オプはどこだ?」といわれても、
「さっきまでサイバトロンにおったやん。脱出描写あった?
この星にとどまって時間を稼ぐっていってたやん。」
などとと突っ込まずにいられませんでした。
色々あって辛くも勝利したビーはコアの損傷から動くことができず、
ワーゲンビートルをスキャンして機能停止となります。
(またディセップ死んじゃったなー/個人の感想です)
そして場面は変わり、もう一人の主人公/チャーリーのお宅へ。
(ベイムービーにありがちなセクシー描写がないので安心しつつ)
起床シーン。
「デジタル時計で目を覚まし、カセットで音楽を聴きながら、髪を整える。」
ただそれだけのシーンになのに、これが2019年現在の起床スタイルと
大きく異なる事に気づかされる。
今や卓上の目覚まし時計、コンポのタイマー機能も日常で使うことはメジャーでない。
ここではじめて観客がタイムスリップして80年代に入っていく。
この描写は巧い!
彼女の家族関係が一通り描写され、
実父はいない
養父
うるさい母
(幼いせいで弟をひいきする/もしかしてパパの連れ子?とも思えるが血縁は説明されていないように思う)
よくわからないキャラの弟
(うわっめんどくさい設定や/個人の感想です)
彼女はバイト先へ。
レモネードやアメリカンドックの描写は
(おそらくなのですが)当時の80年代の遊園地でよく見られた光景なんでしょうね。
ここでバイクの乗り方や壁のポスター類等々が
「80年代のアメリカそのものがそこかしこに小ネタとして仕込んでるんだろうな。」
と自分自身がすべて理解できないことを思い知るのでした。
(余談/ベイムービー2007でTFを見た女の子が「妖精さん」と聞くシーンがあるが、
あれもアメリカ文化における歯の妖精の逸話からきているとかなんとか)
学校描写そのものはないものの、
同級生が高級車に乗る中、
自分はバイトしつつ、ジャンク屋でパーツを漁る日々。
技術屋として腕は確かなシーンを描写しつつ
ビートルを見つける。
彼女がキーを回すことで
地球がさらにやばいことになるのだが、
彼女に罪はない。
パーツを調達し、売値を値切るチャーリーに対して
ジャンク屋(ではないけど)の店主ハンクはきつい口調ながらやさしく接してくれる。
こういう渋いおやじ、大好き。
こうなりたいねぇ。
ビーの起動未満から信号をキャッチした
シャッター、ドロップキック。
拷問中のクリフジャンパーを斬殺し、地球へ。
(またオートボット死んじゃったよ、よりによってクリフって、、、
TFプライムのオマージュなら悪趣味だな、、、などと思う)
自宅の戻り、修理するチャーリー。うまくいかず、へこむ。
助けて、パパと乞うシーンが切ない。
朝が来た。
チャーリーは誕生日を迎えた。
養父、実母からのプレゼントが、また微妙な所がきつい。
後半への伏線だろうが、なんともきつい。
これらが自分の意に沿わないものだったことから
ジャンク屋へ。
チャーリー「ビートルをくれ!1年働くから!今日誕生日なの!おねがい!(要約)」
ハンク「人はいるから雇わん。(要約)」
半泣きのチャーリー
ハンク「しかし車はやる。おめでとう。(要約)」
最高に、かっこいいし、素敵なシーン。
ハンクさん、僕もいいおじいさんになれるよう頑張るよ。
ズタぼろの外装のビートルでご機嫌に去っていくチャーリーをみて
ハンク「うれしそうだ、しかし俺ならのらない(要約)」
(って、お前、、、前言撤回します。/個人の感想です)
ここからようやくストーリーが走り始めます。
自宅にてビートルからロボットになる様に遭遇。
(コアの破損がどうのこうのはどうした?いつ修理されたんだ?/個人の感想です)
あまりに大きな音のせいでママが様子を見に来るが、瞬時に車になり、姿を隠すビー。
しゃべれないビー、そして記憶も失っているため、
彼の素性、状況を一切聞き出せないながら、
彼の人柄(というかTF柄)に惹かれるチャーリー。
いろいろあって
人から身を隠す訓練!とかやったり(いやもうそれママの前で実践してるぞ、おい/個人の感想です)
ビーの幼児描写がとにかくかわいい。
お父さんが他界していたこと、
飛び込みの大会で優勝したこと
週末はよくパパと一緒に車修理していたこと
等が語られ、彼女が車にこだわることの裏付けが語られる。
いろいろあってメモ(志尊君の吹き替えが似合いすぎ!)くんに存在がばれ、三人でドライブしたり。
(80年代の青春ムービー的描写を懐かしく思ったり)
シャッターたちは地球に飛来、米軍を巻き込んでビーの探索が始まる。
(人間を液体にしてしまうのが何とも/R15対策なんだろうな、と)
ここでまず同盟を持ちかける狡猾さに感激した。
ベイムービーは力押しのモンスター描写が主だったから嫌いだった。
本作では知的生命体たる描写をきちんと描いてくれた。
もう感謝しかない。
人類もTFを利用しようとする考えを持っているのも素晴らしい。
互いの私利私欲が交錯するのは見ていてスリルがあって大好きな展開です。
チャーリーに飛び込みを強要する同級生たち。
ここでTFザ・ムービー(1986)主題歌ザ*タッチが使用されるのに吹き出しました。
(「するとこの世界、あのアニメーション大作映画公開された世界ってことですかぁ!」
などと野暮な突っ込み)
飛び込なかったことでティナ(富裕層のリーダー女子)に茶化されるチャーリー。
ビー、メモ共にティナへ復讐を誓うのでした。
ここで「リベンジ」と繰り返し言うのもなんかのオマージュなんでしょうね。
深夜のティナ宅、ビーさん調子に乗ってBMW破壊します。
(僕は申し訳ないが笑えませんでした。車に罪はないから)
その後、スピード違反車としてパトカーとチェイス、結果パトカーも破壊してしまう。
(逮捕される案件だよな、、どう考えても)
翌日、出歩くととやばい ということでお留守番のビー。
(どんどん幼児化が進行しているのか)
室内のありとあらゆるものを
ミスタービーンばりに室内を壊滅させてしまう。
その最中、コンセントに触れたためエネルゴン反応が発生し、所在が米軍/ディセップにばれてしまう。
チャーリー宅の異変を知ったメモから連絡を受け帰宅するチャーリー。
この直前、バイト先の「クシを盗んで来い」も何かの暗喩なんでしょうか?
さて帰宅すると廃墟と化した自宅。
ビーを叱るも、一人にした自分が悪いというチャーリー。
(いや、君は悪くないと僕は思う)
続けて帰宅する家族たち。
説明をせず家を飛び出すチャーリー。
「こんな家19になったら出ていくんだからほっといて(要約)」
(これはさすがに暴言過ぎるし、全く同情できない)
待ち受ける米軍にとらわれるビー。
引き離されたチャーリーはビーの奪還を試みる。
家族たちがチャーリーを援護したり、
ビーの蘇生とか
いろいろあって
いよいよクライマックスへ
ベイムービー的力押しではない
小柄で身軽なビーならではアクションがかっこいいです。
ドロップキックとの一騎打ちは必見です!
シャッターとの決着も意外性があってGOOD!
主人公がえらい所を走り回って、地球を救うのも恒例ですね。
「一緒にいるわけにはいかない」
チャーリーの言葉にビーも納得。
カマロをスキャンし、去っていく。
(チャーリーはビーに「姿変えれたの?」と仰天しつつ)
自宅に戻ると
ズタボロの自宅を何とも思っていないかのような笑顔で
家族たちに迎えられる。
お隣のメモに友達以上恋人未満関係を告げ、
いつの間にか修理が完了した
無きパパの車でドライブするのでした。
めでたしめでたし
なのでしょうが、、、、
結局、物語として何を描きたかったのかな?
ビーとチャーリーの出会いと別れがメイン。
TFたちの抗争劇(オプを見つけ出すD軍)
人類とTFの初めての出会い。
を主軸と捉えているのですが。
足し算が多すぎるような気がして仕方がないのです。
家族ネタかメモくんかどちらかでいい。
チャーリーメカニック設定と飛び込み選手設定
どちらかでいい。
ような気がしてしょうがないのですが。
エンディングがたくさんある映画という印象が残りました。
なにより
「チャーリーのもとからビートルが無くなってはいかんでしょう。」
がどうしてもあるんですよ。
これやらないとEDにならないんだから絶対必要なことなんだけど、
譲ってもらった経緯(上記記載)を考えると、ハンクが報われない。
きっとこの後ジャンク屋に出向いたらチャーリーは必ず聞かれる。
ハンク「車(ビートル)の調子はどうだい?」
にチャーリーがパパの車で乗り付けて
「あれは宇宙人だったからどっか行っちゃった。」
と答えるのだろうか?それはできない。
車そのものがもうそこにないのだから
返事をしようがない。
誕生日おめでとうが何だったのか。
なんとも腑に落ちない。
「家族が車を買ってくれない→誰かからもらう」
設定でなければもう少しすっきりしていたと思うのですが。
チャーリーがハンク(メカマン担当)に協力を乞いつつ
ビーを直して~の
立ち位置のような関係のドラマのほうが
しっくり来たんじゃないのかな。
(メモはハンクの甥っ子か、息子設定で)
チャーリー親父も健在、養父はいらない、なんならチャーリー一家は基本的にかかわってこないほうがいいかな。
勇者シリーズにこう言うのあったような気がしなくもないけど、
こういう異星人遭遇話は定型でも問題ない。
むしろ、筋立ては一本道の王道を進んでもらったほうがいい。
パーツの描写は最高なんだけど、
なにかチグハグ感がぬぐえない映画
というのが個人的な感想です。
それでも
良作と感じたのは間違いないです。
人とTFの出会いを描いた作品として
とてもやさしい作品だったからだと思います。
トラヴィスナイト監督をはじめとするスタッフに
ただ感謝しています。
ありがとうございます。
次回作も楽しみにしております。
3回目、4回目と見に行くと決めています。
また見解が大きく変わるかもしれません。







































