「赤い袖先」監督「予想外の反響…MBCの後輩たちに自信を与えてくれた」① | JUNHOと2PMと韓国ドラマの毎日

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チョン・ジイン監督のインタビューです

主演俳優さん並みにたくさん上がってきて

どれを訳すか迷うほどでしたあせる

 

 

ハート元記事
「赤い袖先」監督

「予想外の反響…MBCの後輩たちに自信を与えてくれた」 

[Nインタビュー]①

 

チョン・ジイン監督/MBC©ニュース1
 

(ソウル=ニュース1)チャン・アルム記者= 2022.01.12. 午後12:44

 
MBCが時代劇「赤い袖先」'(脚本チョンヘリ/演出チョン・ジイン、ソン・ヨンファ/以下「袖」)で久しぶりに「ドラマ名家」のタイトルを取り戻した。この1日17話で終映した「袖」は5%台の視聴率で出発し、7話で魔の10%台を突破、最終回で17.4%(ニールセン全国基準)で最高視聴率を達成した。MBCのドラマが10%台を超えたのは、2019年1月に終映した「悪い刑事」以来約2年ぶりだ。

過去に名声を享受したドラマ局が、長期間の視聴率低迷を経験しただけに、「袖」は久しぶりにMBCに意味ある成果を残した作品になった。演出を担当したチョン・ジイン監督は「社内同僚たちから連絡をよく受けるが、ドラマ本部の先輩と後輩の激励とともに感謝するいう連絡が最も嬉しかった」、「特に後輩たちに自負心と自信を与えことができて胸が一杯だった」と嬉しい気持ちを打ち明けた。

チョン・ジイン監督は「発光オフィス」「手をつないで沈む夕日を眺めよう」を演出した監督として、時代劇演出は「袖」が初めてだった。彼女は「全部やめて逃げたかったことは一度や二度ではなかったが、最後まであきらめなかった演出部と美術チームのおかげで、実体がなかった内容を現実感のある形で具現することができた」として、試行錯誤を経験した事実と、今回の課程が大事な経験になったという事実も打ち明けた。

何より「袖」は、昨年MBC最高視聴率を達成しただけでなく、今年のドラマ賞や男女主演俳優で全て最優秀演技賞を受賞し栄光を手にした。チョンジイン監督は「これ程の反響は全く考えなかった」、「手に余るほど愛してくれたすべての方々にもう一度感謝する」とドラマに対する視聴者たちの熱い愛に心から感謝の挨拶を伝えた。チョン・ジイン監督との書面インタビューを通じてこれまで多くの好評を受けた「袖」と関連した多様な秘話を聞いてみた。



チョン・ジイン監督/MBC©ニュース1

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「袖」が5%台の視聴率で出発し、7話で10%台を突破し、最終回が17.4%の最高視聴率を記録しています。これまでMBCドラマが、なかなか10%台を超えることが難しかったという点で「袖」制作陣にさらに意味があったようです。

放送をともに作ってきたすべてのスタッフと俳優の皆さん、そして、遅い時間に最後まで一緒にしてくださった視聴者の方々に感謝します。原作と台本の力を信じ、現場で俳優とスタッフらのエネルギーを信じたので、良い反応を得ることを期待したが、これ程までの反響は全く考えていませんでした。手に余るほど愛してくれたすべての方々にもう一度感謝します。この程の反応を得ると、これまで大変な苦労があった現場のすべての人たちを思い出して、彼らと共に大きな満足感を分け合うことができてとても胸がいっぱいです。


-MBC内部的には、どのような評価があったのか、また、制作陣としてはこのような成果をだした感想はどうなのか気になります。

▶外部の反応と共に、社内の同僚たちの連絡をたくさん受けました。ドラマ本部の先輩と後輩の激励とともにありがたいという連絡が最も嬉しかったです。特に後輩たちに自負心と自信を与えことができるようになって胸がいっぱいです。原作購入から始めて、作家の選定など、企画と製作過程で多くの浮沈を経験したが、内部の演出が初めから企画を主導することのできた大切な経験を、久しぶりにそのまま残したと思います。私が試行錯誤を経験した分、同僚の中の誰かがはるかに容易に企画して良い作品を作る機会が来ることを願います。個人的には、成功の経験が今後演出をする上でどのような影響を及ぼすかが気になります。また、視聴率が無条件に重要なわけではないですが、象徴的な数字を超えて、これを基に、この作品に参加した皆が幸せな新年を迎えるようになって本当に嬉しいです。


-「袖」がこのように反応が熱いことを予想しましたか。

▶何よりこんなに反応が熱いドラマが、初めてだから良いにも関わらずとても不慣れでどぎまぎします。こんなに大きな愛を受けるかわからなかったし、こうなると思ったらもっと一生懸命にした方が良かったという考えもたくさんします。すぐに見直す自信はないが、見ることになればさらに不足な面も見えてきそうです。みんな反応が良いのは、いくばくもないので良い時に楽しめと言いますがどう楽しむべきか自分でもよく分かりません。このようなインタビューも初めてやるのでどのように答えなければならないか悩みに悩みを重ねました。


袖/MBC©ニュース1



袖/MBC©ニュース1


袖/MBC©ニュース1


-前作の「黒い太陽」がMBCの期待作であり、視聴率上昇の流れを引き上げていた状況の中で「袖」を披露しましたが、負担感はなかったですか。MBCで興行した「イ・サン」との比較も負担になることもあったでしょう。

「黒い太陽」が無事に金土の時間帯に定着するのを見て良かったと思いました。そして当然、それを受け継ぐ負担が大きかったです。それでも、前作とは異なる質の作品を披露することになって良かったと思いました。「イ・サン」は、私も面白く見たために意識をしないわけにはいきませんでした。しかし、すでに10年過ぎた作品なので、新たなイ・サンが登場するタイミングだと思いました。また、原作に基づいて「イ・サン」で扱われなかった宜嬪成氏、ソン・ドクイムの心を扱う機会だと思いました。


-当初製作陣が「袖」を通じて、いかなる目標を立てられたのか、また目標を成し遂げたと思いますか知りたいです。

▶制作陣の目標は、カン・ミガン作家の原作のきめをよく表現し、原作を見てない視聴者らにも話の本質を面白く伝えることでした。王が愛したら、宮女はこれを当然と受け止めるのではなく、宮女個人の心がどこへ向かうのか伝えたかったです。また、王として当然のように生きてきた人が、本人が気づかなかった個人としての心が何であるのかも確認したいと思いました。目標にしたものを完璧に叶わずに放棄してみると、依然として惜しい気持ちはありますが、視聴者たちの過分な愛を受けて年末年始が幸せでした。ありがとうございます。


-「袖」が同時間帯の錚々たる競争作品だったドラマも抜いて、高い視聴率を記録できた人気の秘訣は何だと思われますか。

▶たしかに錚々たるライバル作の間で編成された状況なので、初放送前はとても緊張しました。でも、良い台本を基に、すべての俳優とスタッフらが真心をもって一生懸命に作ってきたため、視聴者らが確かに分かってくれると思いました。みんな自分の場所で最善をつくす人たちが集まっており、そのエネルギーが集まって最高のチームワークを作りました。よいチームワークがいい相乗効果を作りこのような結果が出たと思います。また、サンとドクイムの切ない感情に多くの視聴者たちが共感をしたのではないかと思います。「歴史がすでにネタバレ」であるため、皆さんが知っている結末に向かいますが、二人の気持ちが調和する過程を視聴者たちが一緒についていくのが感じられました。これは結局、イ・ジュノとイ・セヨン俳優のおかげだと思います。台詞とト書き以上に繊細にキメを整えるサンとドクイムを演技した両俳優のおかげ期待以上の愛を受けたと感じます。

 

 

「原作購入から始めて、作家の選定、内部の演出が初めから企画を主導する」

最近は、外部のドラマ制作会社に丸投げすることも多いのだと思います。

「企画と製作過程で多くの浮沈を経験した」と言いますが、一度制作が中断されたことで

イ・ジュノくんとイ・セヨンさんがキャスティングされたので、何が幸いかは終わるまで分かりませんね