☆☆王室の人々☆☆
英祖
castイ・ドックァ
袞竜袍(王の正服)を着ていない彼は、
ただの平凡な近所に住むお爺さんだ。
幼いセンガッシ(宮女見習い)たちを見ると、
可愛いといってお菓子を握らせ、頭もなでる。
残念なことがあればかっとなって怒り、
しかもシクシクと泣いたりもする、
あまりにも人間的な面貌を持つ王。
もちろん、これは英祖の真骨頂ではない。
彼は天才的な政治力で、党派で固く団結した士大夫との
力比べを勝ち抜いて国政を顧みて民生を安定させた。
優れた洞察力と慧眼を持つ聖君であるが、
誰も触れてはならない※逆鱗が存在する。
第一に、身分の卑しい雑士女(洗濯や水くみ)の息子という出生。
第二に、実兄の王であった景宗を毒殺したという疑惑。
第三に、実の息子である思悼世子。
※(wikiより)
伝説上の神獣である「龍」の81枚の鱗(うろこ)のうち、顎の下(喉元)にあって1枚だけ逆さに生えているとされる鱗。
龍は喉元の「逆鱗」に触れられることを非常に嫌うため、
これに触られた場合には激昂し、触れた者を即座に殺すとされた。
このため「逆鱗」は触れてはならないものを表現する言葉となり、
帝王の激怒を呼ぶような行為を指して、「逆鱗に嬰れる」と比喩。
中殿キム氏
castチャン・ヒジン
英祖の継妃。後の貞純王后。
落ち着いた優雅な女性で、いつも涼しい目元を伏せて、深い考えに浸っている。
わざわざ自分を誇示しないだけで、聡明で物分かりが早く、決断力まである。
まず、敵を作るつもりはないが、自分のものを奪われたらひたすら我慢することはないだろう。
今、彼女が優美な背景のように、静かに身を引いているので、
永遠にそうだと考えたら見込み違いだ。
ドクイムの明るい性格と才能を気に入っていて、彼女を大切に思う心は本心だ。
中殿キム氏は
韓国時代劇「イ・サン」のイメージで、今回のドラマを観ない方が良いです!
イ・ソジンさん主演のドラマでは、キム・ヨジンさん(「ヴィンチェンツォ」悪役)が演じていました。