寝る大人は育つ(1)  「睡眠不足自慢上司」が組織のブラック化を招く。 | クレイジーチームワーク ~(株)パークスターズ公式ブログ~

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【寝る大人は育つ(1)  「睡眠不足自慢上司」が組織のブラック化を招く。】




あなたは、どんな人とは一緒に仕事をしたくないですか?


時間を守らない人・・
性格の悪い人・・・
受け身でネガティブな人・・・


いろいろ浮かんできますよね。


でも、私ならこう答えます。


いつも「寝てない自慢」をする人。


要注意(笑)です。



最近では、職場でタバコを吸う人にも
ビジネスマナーとして厳しい目が
向けられるようになりました。
 

でも「睡眠不足」は、まだまだ認識不足。
次の日の脳の状態は、
二日酔いで出勤したのと同じ、というデータもあるくらい。


あなたのまわりにはいませんか?

「睡眠不足自慢上司」。


慢性的な睡眠不足と残業をする文化が、
職場に蔓延していきます。

ここから企業・組織のブラック化が加速します。


「いえいえ。会社がブラックだから、夜中まで仕事があるんだよ」

こういう卵か先か鶏が先かという意見もあります。
 


でもここは、個人で結構コントロールできるところ。


眠れない「慢性躁」状態が、自律神経のバランスを乱します。

そしてストレス耐性の高いリーダー・・でなはく

ストレス耐性の低い部下や、中間管理職から
うつが進行していくわけです。


それを見て批判をしつつも
上司の仕事が増えて抱え込み、
さらに睡眠不足のスパイアラルへ・・・

これって、とっても悲しいですよね。



わたしは学生時代に、FMラジオ放送局で
アシスタントディレクターをしていました。

早い話がADです。


マスコミの制作の世界は、
不眠不休の毎日です。

でも、私の所属していた制作会社の
当時の敏腕ディレクターは、

どんなに仕事が重なっても、
ハードワークになっても、
しっかり昼寝をとり、
夜短時間も、家に帰って休んでいました。


つまりそれくらい残業つづきで
深夜に局の仮眠室に暮らしている(笑)人が多かった。


いろんな制作会社のディレクターさんがいましたが、
仕事がバリバリできる人ほど、
ちゃんと睡眠と休息をとっていました。



最近では、企業でも「シエスタ制度」
つまりお昼寝が推奨されるようになってきましたよね。

米国では「パワー・ナップ」と呼ばれてみたいです。
さすがネーミングもマッチョです。


ノートルダム大学の認知神経学者
ジェシカ・ペイン氏は
20分多く眠ることを推奨しています。

昼寝によってパフォーマンスが2~3倍になるそうです。


1日の生産性を上げ、
職場うつを予防し、
いいことづくめ。


でも、そのぶん仕事の成果は出そうね。


これが、仕事ができる人の「かっこいい常識」になっていくと
いいなと思います。





株式会社パークスターズ
チームワークデザイナー  幸田 リョウ

プロフィール



P.S.
チームリーダーとして必須のメンタルヘルス。
もちろん睡眠についても
たっぷりお伝えします。

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