以前、私が事務局を担当していた
大阪大学臨床栄養研究会からのお知らせです。
これは、阪大の臨床系の医局が持ち回りで
毎月違うテーマで講演を行い、
医療関係社や一般の人たちに知識を深めていただこうというものです。
もう、30年は続いているでしょうか?
ぜひ、興味のある方はご参加くださいね。
なお、毎月のお知らせをメールにてご希望の方は、
私までご連絡いただければ、登録させていただきます。
お名前、所属先などを書いて、下記アドレスに





今回は、大阪大学生体機能補完医学講座 准教授 前田 和久先生
熱帯生物圏研究センター 遺伝資源応用学分野教授 屋 宏典先生よるご講演です。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
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近年日本では、高齢化の進展とともに、食生活の乱れ、運動不足、ストレスなどを原因とした
生活習慣病(高脂血症、高血圧、糖尿病、動脈硬化症など)の発症率の上昇が懸念されている。
これら生活習慣病に対して肥満、特に腹腔内脂肪の蓄積は重要な危険因子であることから、
肥満防止に対する社会的関心が高まってきている。
ボタンボウフウ(Peucedanum Japonicum Thanb)は、沖縄県で伝統的に野菜/薬草として
食されており、防腐、抗血小板、抗アレルギー、鎮痛作用といった生理作用が報告されている。
また、伝承的に抗肥満効果があるとされているが、実験的にこれを検証した報告はない。
今回はボタンボウフウの臨床現場での使用経験と、マウスを用いた動物試験により
ボタンボウフウの抗肥満作用について検討した成果について紹介する。
1. 機能性食品を取り入れた肥満患者への栄養介入について(15分)
生体機能補完医学講座 准教授 前田 和久先生
2. 沖縄産薬草ボタンボウフウの抗肥満作用(60分)
熱帯生物圏研究センター 遺伝資源応用学分野教授 屋 宏典先生
次回、第319回CNCは、小児外科 和佐勝史先生のお世話で
平成23年 7月11日(月)に開催予定です。)



