第311回 大阪大学臨床栄養研究会(CNC) | 美的生活アンチエイジングライフ♪〜アラフィフ美肌管理栄養士

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♪ 食と美と健康と・・♪美的・美肌管理栄養士 岩田 恵子
アラフィフ女性の健康に美しく生きるコツをお伝えいたします。

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以前、私が事務局を担当していた
大阪大学臨床栄養研究会からのお知らせです。
これは、阪大の臨床系の医局が持ち回りで
毎月違うテーマで講演を行い、
医療関係社や一般の人たちに知識を深めていただこうというものです。
もう、30年は続いているでしょうか?
ぜひ、興味のある方はご参加くださいね。

なお、毎月のお知らせをメールにてご希望の方は、
私までご連絡いただければ、登録させていただきます。
お名前、所属先などを書いて、下記アドレスにラブレターくださいね。

ラブレターparis*paristyle.net (*を@に変えてくださいね!)



バラ 日 時: 平成22年10月18日(月) 18:30~


バラ場 所: 大阪大学医学部 講義棟2階 B講堂 (吹田市山田丘2-2)


バラテーマ: 『慢性肝疾患の栄養学的特徴とその対策』


今回は、大阪府立成人病センター 肝胆膵内科 主任部長 片山和宏先生によるご講演です。
多くの方々のご参加をお待ちしております。


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慢性疾患においては、種々の栄養障害が合併するが、肝疾患においても特徴的な栄養障害が見られる。それらの中で、慢性肝疾患の生命予後や発癌・QOLに影響を及ぼす項目に着目し、
またそれらの項目に対する介入の効果を知ることは、臨床上重要となる。
 慢性肝疾患における栄養障害の主なものは、蛋白代謝異常とエネルギー代謝異常である。
蛋白代謝異常は、臨床的には低アルブミン血症として見られ、エネルギー代謝異常は、
呼吸商の低下や窒素バランスの陰性化(体組成成分の喪失)として見られるが、
そのいずれもが、肝硬変の生命予後の低下や肝発癌の要因のであることが示されている。
それらに対し、BCAA製剤や分割食などの有効性が示されており、その機序についても言及したい。

 また最近、糖代謝異常(インスリン抵抗性)も、肝発癌や肝線維化、
インターフェロン治療抵抗性に寄与することが指摘されている。
また、鉄や亜鉛といった微量金属代謝異常も、肝障害や窒素代謝異常の要因となっている。
これらに対する介入の短期的な効果は示されているが、長期的な効果は今後の検討課題である。

 慢性肝疾患の栄養障害に対し、いくつかの介入方法があり、またその有効性も示されているが、
それらは患者がほぼ全てを実行するという前提にたっている。
しかし、介入の意義を患者が理解していない場合も多く、必ずしもコンプライアンスが
良好とは言えない。その解決方法としては、適切な患者教育や患者への情報提供ツールが必要であり、そのような取り組みも考慮されるべきであろう。






次回、第312回CNCは、栄養管理室 安井洋子先生のお世話で
平成22年11月15日(月)に開催予定です。(日程が変更になりました)






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