第310回 大阪大学臨床栄養研究会(CNC) | 美的生活アンチエイジングライフ♪〜アラフィフ美肌管理栄養士

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♪ 食と美と健康と・・♪美的・美肌管理栄養士 岩田 恵子
アラフィフ女性の健康に美しく生きるコツをお伝えいたします。

$★美的生活★アンチエイジングライフ♪




以前、私が事務局を担当していた
大阪大学臨床栄養研究会からのお知らせです。
これは、阪大の臨床系の医局が持ち回りで
毎月違うテーマで講演を行い、
医療関係社や一般の人たちに知識を深めていただこうというものです。
もう、30年は続いているでしょうか?
ぜひ、興味のある方はご参加くださいね。

なお、毎月のお知らせをメールにてご希望の方は、
私までご連絡いただければ、登録させていただきます。
お名前、所属先などを書いて、下記アドレスにラブレターくださいね。

ラブレターparis*paristyle.net (*を@に変えてくださいね!)



バラ 日 時: 平成22年9月13日(月) 18:00~


バラ場 所: 大阪大学医学部 講義棟2階 B講堂 (吹田市山田丘2-2)


バラテーマ: 『大学生の食行動と心身の健康』



健全で建設的な生活を送るにあたって、「食」が欠かすことのできないものであることは
申すまでもないことです。近年、生徒・学生のパフォーマンス向上に向けて
「早寝・早起き・朝ご飯」といった標語を耳にすることもあるなど、
食と学生生活の充実の関係に関心が高まっているように感じます。
しかし、学生のパフォーマンスと食行動の関連に関する知見は
まだ充分とは言えないようです。
今回は、そこで大学をフィールドとした、
学生の食行動と健康に関する調査研究を積極的に推進されている
大阪大学保健センター 杉田義郎教授によるご講演です。
多くの方々のご参加をお待ちしております。


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近年、大学生で休学・退学にならないまでも、心身の不調を訴え、
パフォーマンスの低下に悩んでいる学生が少なくないがその実態はよく分かっていない。
私たちは学部新入生を対象に、生活習慣、とりわけ食行動と心身の健康状態についての
関係を調べる目的で調査を実施したのでその内容について紹介する。

規模、地域、特徴の異なる4つの大学の新入生約5,700名を対象とした。
調査は、①食行動(日本肥満学会の食行動調査票)、②プレゼンティーズム
(心身の不調によるパフォーマンスの低下)③ストレス対処能力の3指標で、
それぞれ自記式質問紙票を用いて実施した。
どの指標においても、大学間の差はなかったが、学部新入生の約6割に心身の不調があり、
それがパフォーマンスの低下、すなわち、プレゼンティーズムの要因となっていることが
明らかとなった。食行動について、多くの項目で性差があり、
合計点では女子学生が有意に高得点で、食行動が悪かった。
プレゼンティーズムと食行動については、健康問題のある群で有意に食行動が悪かった。
健康問題のある群内で、プレゼンティーズム傾向の強いもの、
すなわち、パフォーマンス低下の強いものほど食行動が悪いという関係が
男・女学生ともに認められたが、女子学生のほうがより顕著であった。
また、ストレス対処能力と食行動については、
ストレス対処能力が低い群は食行動が悪いという関係が認められた。
 
私たちの食行動は他の生活習慣(睡眠・休養、運動、ストレスへの対処など)とも
密接に関連しているので、それらの知識を生かした健康増進へのアプローチについて、
演者の経験を踏まえて紹介する。





次回、第311回CNCは、消化器内科 木曽真一先生のお世話で
平成22年10月18日(月)に開催予定です。






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