先日、奈良県医師会館で開催された
奈良糖尿病療養研修会に参加してまいりました。
私も現在、糖尿病専門クリニックでお仕事している以上
こういう研修会ははずすことができません

今回の講師の先生は、高の原すずらん内科の平盛裕子先生。
テーマは『オーダーメイドの糖尿病療養指導』です。
奈良県では現在、糖尿病患者数が22000人に対し、
糖尿病の専門ドクターは23名ほどだそうです。
つまり、ドクター1人に対して、950人の患者さまを担当していることになります。
私たち管理栄養士としても、糖尿病の患者さまに対して、
糖尿病と一口で言っても、ありきたりの一辺倒の指導をしていては
どこかで誤差が生じて来ます。
その人の、症状、合併症の有無、罹患期間、生活習慣、家庭環境、本人のやる気・・
人それぞれなので、それらを考慮しての指導が必要となります。
つまり、患者さまと向き合う時、この患者さまは・・
本当に糖尿病か?どの程度か?糖尿病歴は?糖尿病のタイプは?
この患者さまの問題点は?この患者さまは、指導者に何を求めているか?
などをよく知る必要があります。
糖尿病の指導って、なかなか奥が深いです。
自分が指導している上で、疑問点などが出てまいりましたら
また、ご報告させていただきますね。



