ライラックの夢路観てきた。
まさかの大誤算だった。
トンチキ駄作だろうと思っていたのに感動しちゃったんですけどーー(笑)
これめっちゃ好き！！！
希望に溢れて宝塚らしい素敵な作品だった。凄く元気をもらえるしメッセージ性もあって心に響いた！
演出の謝珠栄先生の愛も凄く感じた！！
が？
どうも賛否両極端らしく、私が「感動したー」と興奮してたら「周りでそんな事言った人初めて」などと言われる始末(笑)
確かに、流れてくる感想を読むとあまり評判が宜しくない。
ならチケットいっぱい余ってるはず？と増やそうとしたらなかなか手に入らない。きっと私みたいな絶賛派は一定数いるんだな。
帰り道に幸せな気持ちになれる作品っていいなーと思った。ショーもとっても楽しかった。
ライラックは、幕開けの５兄弟紹介ソングからゴレンジャーか白浪五人男ばりのケレンミがあってワクワクした。
ドロイゼン５兄弟それぞれ個性的で、
理想高く先見の明ある長兄、堅実な次男、正義感に溢れる三男、繊細な・・・(以下記憶が曖昧なので省略) が力を合わせて困難に立ち向かう姿は頑張れよーと応援したくなる。
ポスター見た時は「咲ちゃんに似合わなそう…」と思ったけどそんな事なかった。
冒頭は「プロイセンの鉄道敷設物語」だけど、ページをめくってみたら理想的少女漫画の世界観。いいわー❣️
銀行家の娘も、オル窓のシューラばりのヤベぇ奴だと思っていたら、最後まで邪悪じゃないのがいい。
劇中のナンバーも良かった。何曲か、歌い出すとそのメロディにハッとする曲があって、
存じ上げなかったけれど作曲の小澤時史先生は、オリジナルミュージカルでとてもいい曲を作る方らしい。道理で。
美穂様が惜しみなく美声を披露し、指揮は塩田さん、何気に音楽面で力が入っていて耳福だった。
トップ娘役に昇格した夢白あやちゃんがとても美しかった。衣裳がどれも可愛くて、かつらも凝っていて凄く素敵。
彼女の美貌を拝めただけでチケット代は元が取れた気がする。寄り添うタイプじゃなく自ら道を切り拓こうとするヒロイン像が魅力的。華やかで生命力に溢れてて、内側から発光するようなエネルギーがあった。
最後のあのアクセサリー、私たちにも売ってくれればいいのにな。
ショーも楽しかった。
ピヨピヨひよこちゃんカラーなラインダンスが冒頭にくるのが新鮮。
えっ？ ヒヨコじゃなくてミモザなの？
噂のクレオパトラの腹も凄かったし、
ショーでも夢白ちゃんの華やかさと美貌は炸裂していた。スミレの場面とマリーアントワネットの美しさったらこの世のものとは思えなかった。
あんな美しい娘役はうらら様以来だ。美は力、美は正義。
あとはノートルダムの場面のソロ歌ってた娘役さんが、めっちゃいい声だった。
誰が何さんかよく分からなかったけど(笑)、お陰様であと２回追加できたので、しっかり観てこようと思う。