映画で巡るパリガイド

映画で巡るパリガイド

パリの名所をフランス映画とともに紹介。パリ、フランス映画、初心者さんのパリ気分盛り上げお手伝いブログ☆

パリを巡るように映画を見る。

映画を見るようにパリを巡る。

場所を知ると映画もパリももっと楽しくなります。

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パリもフランス映画もまだまだ初心者のanemoneです。
「その場所なら断然この映画!」というオススメがあれば
ぜひ、コメント欄で教えてください。
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以前ご紹介した「モンマルトルを巡る映画」に登場するカフェをふたつ。

映画で巡るパリガイド-tr_a_002夜霧の恋人たち
フランソワ・トリュフォー 監督 / 1968

トリュフォーのデビュー作「大人は判ってくれない」のアントワーヌ少年が成長してからのお話。
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>>モンマルトルを巡る映画2の記事はコチラ

24歳のアントワーヌ、志願して兵役に就くも素行不良で退役。
恋人クリスティーヌの父の紹介でホテルの夜勤フロントとなるが、それもクビ。
今度は探偵になって、靴屋に潜入捜査。
アントワーヌが探偵と話し込むのがこちらのカフェ。

ル・セパージュ・モンマルトロワは
地元の住民たちが集まる居心地のいいカフェです。

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Le Cépage Montmartrois (ル・セパージュ・モンマルトロワ)
65 rue Caulaincourt 75018 / tel. 01 46 06 95 15


映画で巡るパリガイド-amelie_a_001アメリ
ジャン=ピエール・ジュネ 監督 / 2001

モンマルトルの街で夢見がちに生きるアメリの軽やかな日常。“他人を幸福にする喜び”に目覚めて密かな悪戯にひたっているが、ひとりの青年に恋したことで、メルヘンの世界から現実へ踏み出す必要へと迫られていく…。
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>>モンマルトルを巡る映画1の記事はコチラ

アメリが働いていたカフェは映画の大ヒットで有名に。

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Café des 2 Moulins (カフェ・デ・ドゥ・ムーラン)
15 rue Lepic 75018 / tel. 01 42 54 90 50
「アメリ」のポスターが貼ってあります。


話はトリュフォーの「夜霧の恋人たち」に戻って...

靴屋に潜入捜査に入ったアントワーヌは靴屋の夫人に一目惚れ。
この靴屋の夫人がとってもキュートでセクシーで魅力的な女性なのです。
(私から見て...。演じるのはデルフィーヌ・セイリング。)
アントワーヌがめろめろになるのも仕方ないですね。(めろめろって...)

不器用なアントワーヌの恋の行方は?
全体的に軽快なタッチのかわいらしい映画です。


デルフィーヌ・セイリングといえば...

映画で巡るパリガイド-kyonen_a去年マリエンバートで
アラン・レネ 監督 / 1961

豪華城館でのパーティで男女が出会う。男は去年マリエンバートで会ったというが、女にその記憶はない。しかし、男に迫られるうちに女は過去と現在の境を見失い、その記憶も曖昧なものになっていく…。
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映画で巡るパリガイド-peau_aロバと王女
ジャック・ドゥミ 監督 / 1970

シャルル・ペロー原作『ロバの皮』をドゥミがカトリーヌ・ドヌーヴ主演でファンタジーに仕上げた名作。デルフィーヌ・セイリングはリラの妖精役。
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  映画で巡るパリガイド-chab_a_001


以前、パリの植物園内にある
フランス国立自然史博物館をご紹介しました。

>>国立自然史博物館を巡る映画「La jetee」の記事はコチラ

今回は同じ植物園内にある小動物園
(フランス語ではLa ménagerieメナージュリー)を
ご紹介します。

植物園にあるメナージュリーménagerieは
開園時の形をとどめる世界でも最も古い動物園の一つ。
(1794年に開園。)

19世紀の建物や動物の檻などの歴史的建造物が見られるのも
この動物園の特徴です。

他の近代的で大きな動物園のオープンに伴い
メナージュリーは他の動物園との差別化を図るため
小型の動物と希少な動物種をメインに集めています。

古代から生息したモンゴルの馬、青いカエルなど
希少動物や絶滅危機にさらされている動物が多く、
見応えがあります。

それほど大きくない土地ながら、設計がいいのか、
のんびりと十分楽しめる動物園になっています。

この歴史的な動物園が印象的な映画は...

映画で巡るパリガイド-chab_a_002気のいい女たち / Les Bonnes Femmes
クロード・シャブロル 監督 / 1960

同じ職場で働く4人のパリジェンヌの姿を描いた作品。4人の職場で見せる顔、見せない顔を描きつつ、ストーリーは勢いをつけて不条理劇に...
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仕事のお昼休みに出かけるのが、植物園のマネージュリー。
動物達をからかったりするハイテンションな感じと
ちょっと陰鬱な動物園がモノクロ映像に混じり
なんとも言えない雰囲気を醸し出しています。

おもしろくも先もない家電店で働きながら
結婚を目指したり、歌手を夢見たり...
お酒を飲んでばか騒ぎしたり...と、
悩めるリアルなパリジェンヌの話、と思いきや...
思わぬ方へ展開するストーリーとくすっを笑えるディテールが
おもしろい映画です。

data
植物園併設小動物園
Ménagerie du Jardin des Plantes
57, rue Cuvier 75005 Paris / tel.: 01 40 79 37 94
国立自然博物館の3ヶ月以内の入場券の提示で入場割引あり

クロード・シャブロルと言えば...

映画で巡るパリガイド-chab_a_003いとこ同志 / 1959

対照的なふたりの青年を主人公に、不条理な社会と青年の移ろい傷つきやすい内面を描いたドラマ。
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映画で巡るパリガイド-chab_a_004美しきセルジュ/王手飛車取り / 1958

クロード・シャブロルが、ゴダール、トリュフォーに先駆けて発表したヌーヴェル・ヴァーグの原点とも言える長編デビュー作。シャブロル、ロメールらが出演し、ジャック・リベットが監督を手掛けた幻の短編『王手飛車取り』も収録。
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映画で巡るパリガイド-chab_a_005肉屋 / 1969

帰還兵で現在は肉屋を営むポポールと出会い、親密な仲となった女教師・エレーヌ。ある日彼女は、子供たちとピクニックに出掛けた先で衝撃的な光景を目の当たりにする。
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  映画で巡るパリガイド-tr_a_001


>>モンマルトルを巡る映画1はコチラ

芸術家達に愛された街、モンマルトルで撮られた映画はたくさんあります。

中でも、この街を愛し、印象的に撮ったのはフランソワ・トリュフォー。
トリュフォーはモンマルトルで少年時代を過ごし
今はモンマルトル墓地に眠っています。

トリュフォーと言えばヌーヴェル・ヴァーグの時代を代表する映画監督。

ヌーヴェル・ヴァーグ映画は
若い映画好きの若者たちが小型カメラを持って街に飛び出し
瑞々しい感性で撮られたもの。

また、そのテーマが、監督自身の
個人的な体験からインスピレーションを得たものであることも特徴です。


トリュフォーの自伝的物語「大人は判ってくれない」で始まる
「アントワーヌ・ドワネル シリーズ」は
多くのシーンがモンマルトルで撮影されています。

ジャン=ピエール・レオ演ずるアントワーヌ・ドワネルの成長を描く
シリーズ5作。

大人は判ってくれない / 1959
二十歳の恋 / 1962
夜霧の恋人たち / 1968
家庭 / 1970
逃げ去る恋 / 1978


「大人は判ってくれない」で
タイプライターを盗んだアントワーヌが通るのはモンマルトル墓地付近。
母親が知らない男と一緒にいるのを見てしまうのはクリシー広場。

クリシー広場には「二十歳の恋」でアントワーヌが住んだアパートもあります。

「夜霧の恋人達」で探偵に会うカフェ、アントワーヌが働くホテル。


数え上げればきりがありません。
きっとまた、作品ひとつずつ紹介すると思います。


トリュフォーのドワネルシリーズに思いを馳せながら
モンマルトルをお散歩するのもいいかも知れません。

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アントワーヌ・ドワネルシリーズ全5作に短篇「あこがれ」を加えた保存版。
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トリュフォーについてさらに詳しく知りたい方への入門書。

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