散骨当日は、ホテルまでお迎えに来て下さいます。


催行会社の名前がボディに書かれたバンでお迎えに来てくれてたので、ロビーに出た瞬間に,あれだな🚌とわかりました。


船を貸し切っての散骨なので、送迎も私達家族のみです。

1時間もかからない道中、運転されてる方とお話しながらでしたので、あっという間に船乗り場に到着しました。


途中、雨が降ってきたのですが、神様からの祝福だねと運転手の方が言ってくれました。

ハワイでの散骨が主人にとってよかったのかどうか不安に思っていた気持ちが、そのひと言で少し軽くなりました。


船は、船長さん、ガイドさんそれぞれ1名ずつの乗船。

ここに来るのは初めてと言うと、ぐるっと周囲を案内しながら、散骨するスポットまでクルージングして下さいました。

途中、写真スポットでは船を停めて家族で写真撮ってくれたり、色々と説明してくれました。


どんな場所に散骨したいのか聞いてくれて、リクエストに近い場所に目星をつけて、イカリを降ろして停泊。


主人が好きだった曲をガイドさんが携帯で流して下さる中、

前日に準備していたプルメリアの花と、ハワイのビールを一緒に散骨。


主人が亡くなって、具体的な生きる目標、目的がなかなか見つけられない中、ハワイで散骨をするという事は、私にとって1つのやらなければいけない事でした。

それを無事に終える事ができてホッとしたのですが、それ以上に感じたのは主人がもう生きていないという寂しさと悲しさ。

普段は、その事実から目を背けて生きているのですが、まざまざと思い知らされました。


複雑な感情が入り混じりましたが、今回ハワイにまで来た目的を無事に果たせて、よかったです。