2024年4月25日(木)

旦那さんの仲の良いはとこのお父さんが亡くなりました。アルツハイマーだったそうです。唯一の救いが、就寝して朝になっても目覚めず、そのまま旅立ったとのこと。
お葬式がサン・ピエール大聖堂で行われました。旦那さんはお仕事で行けず、私が代わりに参列しました。
同じ列車には旦那さんの叔父さんと従姉妹、他のはとこも乗車。
目的地の駅に着くと、みんなホールに集合。私はまもなく到着する義母とパートナーと合流。はとことアングレームに住む彼女の弟の車で彼の家に行きました。
大聖堂近くの旧市街内の古い建物は、天井が高く風格があります。弟の奥さんと挨拶。ゴールデン・レトリバーが二匹いて可愛い。お葬式のミサが始まるので、みんな徒歩で移動。
大聖堂には親戚が大集合。はとこと彼女のお母さんにお悔やみを伝え、はとこの旦那さんともお話しました。
ミサが始まる前に、先日亡くなった叔母さんの妹を見つけ、挨拶に行きました。ところが私の事がわからず、「ごめんなさい。私も姉の病気になって、大勢の参列者の中、誰も思い出せなくて困っているの。あなたが来てくれて助かった。」と言うのです。
とても悲しくなりましたが、叔母さんの子ども達の事を質問したら笑顔になりました。義母に叔母さんが来ている事を伝え、みんなで親戚の参列席に並びました。
ミサが終わって、旦那さんと同世代の親戚の車で墓地へ移動。
埋葬が終わると、義母が仲良くしている親戚四人の女性と、市役所前のブラッスリーで昼食しました。

 

 

私はクロックムッシュとレモンタルト風デザート。親戚はみんな70代だと思いますが、ステーキを注文し完食。フランスの年配女性は食欲旺盛です。お葬式での再会ですが、みんな近況報告し合って楽しそうです。
会食後は義母が旧市街の下に住む友達と約束があり、お宅訪問。義母より年上ですがとてもエネルギッシュ。
楽しくお話しした後、義母が義父のお墓参りで、友達に車を出してもらいました。80代に近いと思いますが、運転能力は衰えていません。
お墓では「あなたの息子は元気にしていますよ。」と頭の中で義父に話しかけ、義母と雑草を取りきれいにしました。

友達の車で駅に送ってもらい、列車の時間までカフェでお話ししました。
発車時間前に、パリ在住の家族が集合し、みんな帰路に着きました。
パリ・モンパルナス駅に到達すると、旦那さんが迎えに来てくれました。叔父さんや従姉妹、はとこに会えて嬉しそう。
これから帰って食事の支度は大変だから、カフェへ行こうと提案してくれました。私達が好きな落ち着いたカフェで、ブッフ・ブルギニョン(牛肉のブルゴーニュ風)を食べました。肉が柔らかくて美味しい。味わいながら今日一日の報告をしました。