オペラ・フェスティバル特別企画
ワルトラウト・マイヤー
さよならコンサート
サントリーホールにて。
最盛期には、ウィーン国立歌劇場などで
ワーグナーなど大作に出演。
往年の、という枕詞が似合う年頃に
なられた世界的メゾ・ソプラノ、
ワルトラウト・マイヤーの
ラスト・コンサート。
何度かウィーンまでオペラを観に行った。
本日は、バリトンとピアノ🎹一台の共演。
しみじみとした歌曲が多かった。
アンコールラストのシューベルト/
ブラームスの子守歌は、バリトンは
2番を日本語で歌う大サービス。
歌声に張りや力強さを求めるのは不問
として、情感たっぷりで豊かな表現力と、
毅然とした舞台姿は、オーラと最後の
輝きを放っていた。
会場はスタンディングで声援を送る人も
多かった。LA側でしたが私も。
終演後、楽屋口に行くと凄い列でしたが、
マイヤーさんは出て来られてすぐに
送迎の車に乗り込み、サインなどは無しで
お帰りになりました。
ファンは、もしかしたら、位の気持ちで
いつも並んでいるので、何も言えないが、
車の黒い窓ガラスの奥で手を振られる姿
を少し残念な気持ちでお見送り。
マイヤーさん、長い間、ありがとう
ございました❣️