賃貸アパ借主さんを我が家にご招待 | パリマダムの優雅な生活

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な~んてベタなタイトルは今や都市伝説。現実は、信じられない日常の、過酷なサバイバルの日々…

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【今日のひとこと】
(2024年7月現在)

「高級住宅地住人あるある:何様?」

先週の平日、オリンピック関連の仕事で
パリの高級住宅地16区の某国際機関に出向いた際、
帰りに同地区にある日本パン屋ヤマザキに立ち寄った。

ちょうどお昼時だったので、レジには結構な行列。
行列はレジからショーケース沿いに5~6人ほど並んでいた。
私の前の客(30~40代のテレワークしてるっぽいIT系の白人男性)は、
注文待ちのようで列にとどまり、次に私の番になった。

ショーケースの品物を逐一確認しながら、レジにいる店員に注文するのだが、
その男性を通り越してレジまで行くのに、彼の後ろを遠回りして
何度もレジに注文しに行かなくてはならない。

というのも、彼の足元には大きなキックボードが置いてあり
それと男性の体が邪魔になり、ストレートにレジまで行けないからだ。
注文待ちなら、列から避けて次の客にスペースを譲るというのが常識。
せめてキックボードを立てるとか別の場所に置くとか、、、

気の利かないその男性は察しがつかないようなので
オッドアイ猫「失礼ですが、そのキックボードのけていただけますか」
と丁寧に伝えると返ってきた言葉が
タコ「ここは僕のテリトリーだから(フランス語でTerritoireを使用)。
店の邪魔してるわけじゃない。」

僕のテリトリーって、「王様」か!
いや、邪魔になってるし・・・

頭悪そうなので相手にせず、とりあえず遠回りしてレジでお勘定。
その際も勝ち誇ったようにニヤニヤ私を眺めるので
オッドアイ猫「そこは公共のテリトリー。他人に迷惑かけないのが紳士のマナー。」
と、こちらも勝ち誇った顔で言うと、(←相手にするなって)
即座になにやら返してきたけど聞き取れなかった。
聞くつもりもなかったし・・・

パリ16区は私も夫もそれぞれが独身時代から長年暮らした町。
俗物仏人がよく言う「パリで一番」の高級住宅街だが、
しょーもない低俗な住人の多いこと。
例えば今回の例のように、
「他人から注意や指図されるのを極端に嫌う」
のも彼らの特徴。

以前16区に住んでいた時、あるスーパー内のパン屋で並んでいたところ
私の後ろの中年男性(小奇麗な服着た紳士風)が
先に店員に注文し、バゲットを受け取ったので
オッドアイ猫「私が先ですよ」と丁重に言うと
そのバゲットでコツンと私の頭をたたいて何食わぬ顔で去っていったことも。

こうした常識外れの人は他の地区にもいるだろうが、
16区や7区など高級住宅地での遭遇率が多いのは事実。(両地区での経験値)
彼らの根底にあるのは
「自分はパリ屈指の高級住宅地に住む選ばれた人間」という選民意識。
「他の地区の住民とは違い、金持ちや教養ある知識人が多く自分もその仲間」
という狐仮虎威=虎の威を借る狐、の低レベルな俗物根性。

そういう住人に限って、
自分で稼いだお金ではなく親譲りのアパルトマンでニート暮らしだったり
配偶者のアパルトマンで悠々自適暮らしだったり
長年コツコツためた貯金や年金で、ようやく手に入れた
夢の高級住宅地のアパルトマンに「賃貸で」住んでたりする。

(全例実際に見聞事実)

 

*ちなみに本日の記事で借主さんが登場する

パリ高級住宅地の私の賃貸アパルトマンは
自分で稼いだお金で一括払いで購入したもの。

↓中庭(建物裏側にも広い庭がある)



勿論高級住宅地にも常識ある住人も多くいるし、
非常識な勘違い住人は他の地区にもいる。
が、「高級」をまとってるわりに、

高級住宅地に後者の遭遇率が多いのは事実。

現在はパリ西郊外の一軒家在住だけど、パリ16区に長年住んだワタクシは?
って、、、一応常識と礼儀はあると思っているが、
私の場合は安全面で勧められたのがたまたま16区だっただけ。
「客観的に」高級住宅地、という形容表現は使うことはあっても、
よく16区の俗物仏人が主観的に使ってた枕詞「パリで一番の」とか、
自分の住まいにランクをつけたことはさすがにないわね。
そんなマウントとっても他の地区に住む友人知人にも失礼だし。

 

今回、パリの高級住宅地16区で最近遭遇した
「自分が王様」みたいな、エゴイスト住人のエピソードをご紹介しましたが、
こんな俗物住人に遭遇したらストレートに返すのもいいかもね。
「あなた何様=Vous êtes Qui?」って。

日本語本意は

「あなたにどんな価値があると?=Quelle valeur vous avez?」
だけど、ストレートに「あんた誰=C'est Qui?」

でツッコム方が面白いかも・・・
あるいは「あなたは王様ですか?」と意表をつくとか、、、
*昔、やはり16区のバス停で変なばあさんが

嫌味なちょっかいをかけてきたので、
オッドアイ猫「あなたは魔女ですか?」と返したことがあった。

相手がほんとにおバカだったら相手にしないのが一番だけど、
ちょっと理解力のありそうな俗物なら、

ツッコミを楽しむのもパリ生活上級編。

そして今日あたり、こういう高級住宅地俗物住人↑は間違いなく、

極右ドクロに投票するんだろうな・・・

(本日フランスは国民議会選挙の第一回投票日)
 

 

 

フランスの日常生活と仏国外の旅行から

それぞれ厳選した自己撮影のオリジナル画像を交互にご紹介しています。

現在は外国旅行記事は休止、仏国内の生活・旅行記事のみになります。

フランス生活編ともに、写真枚数が多すぎて記事がかなり遅れ、

近過去の写真になりますが、時系列に沿ってご紹介しているのでご了承下さい。

現在、写真をかなり省いてダイジェスト化し、遅れを取り戻すべく

しばらく月・水・金の週3で更新しています。

 

 

 

春の日本旅行から帰国後、

8月第3週日曜日、パリの拙アパルトマンの借主さんを我が家に招待しました。

今回も迎え花は道端の雑草シリーズで。

(雑草は人気のない田舎の野道に生えているもので

いずれ市に刈られるか自然淘汰の運命にあるものに限定。

私邸や住宅周辺、町中、公園、市の花壇などからは拝借していません。)

 

玄関

 

 


 

 

 

ダイニング

 

 


 
 

 

テーブルの雑草シリーズ

 

 

 


 

 
 

窓下には生き残っている白バラ

何度か花を咲かせた後、この時は葉だけに。

その後再び花が復活します。

 

 

 

 

サロンには隣人マダムからいただいたカランコエを飾って

借主さんが到着。手土産にこちらの花束と

 

 

 

 

旅行で買ってきたというお土産の蜂蜜をいただきました。

 

 

 

 

ピンクの薔薇がとても可憐で、日ごとに少しずつ開きました。

 

 

 


 
 

 

リビングで記念写真

 

 

↑彼女はお医者さんのお嬢様ですが、本人はプロの料理人になるべく

料理の勉強&修行中です。

 

 

 

アペリティフはシャンパンとキールと(写真撮り忘れ)

こちらを用意

 

 

 

 

↓上から時計周りに、鴨ムースといちじくジャム、卵とタマラ&えび

サーモンのクリームチーズ、きうりとマヨ卵、メロン生ハム

 

 

 

 

アペロの後、ダイニングに移って借主さんが記念撮影

 

 

 

 

この日のテーブルセッティングには庭のミントの花を添えて

 

 

 

 

アントレ 「ガスパッチョスープ+トマトシャーベット」

シャーベットも私の手作りです。

 

 

 

 

メイン 「鶏のワイン煮ヨーグルトソース+

いんげんにんにくソテー+ポテトリヨネグラタン」

 

 

 

 

チーズタイムはベランダに移って

 

 

 

 

チーズ盛り合わせセットを買いました。

コンテ、ロックフォール、モンフォールなど

 

 


 

 
 

デザートは2種用意。全て私の手作りです。

グレープフルーツのグランマニエスープ

 

 

 


バナナケーキ+バニラアイス。

 

 

 

 

プチフールにはチョコ菓子や果物など

 

 

 

 

我が家へ借主さんを招待するのは、基本的に退去前なのですが、

以前彼女のアパルトマンでのランチにも招待いただいたり

時々手作り菓子や、旅行のお土産などもいただいたり、

とても親密に接して下さるので特別に招待した次第です。

 

おしゃべりで楽しいひと時を過ごし、

夜遅くならないうちに駅までお送りしました。

 

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