世界遺産の石見銀山大森地区散策 | パリマダムの優雅な生活

パリマダムの優雅な生活

な~んてベタなタイトルは今や都市伝説。現実は、信じられない日常の、過酷なサバイバルの日々…

ご訪問有難うございます。

↓2つのランキングへ応援クリックをいただけると嬉しいです!

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ

 

 
 

【今日のひとこと】

(2024年1月現在)

「訃報」

 

今週初め、3軒隣りのマダムが突然亡くなりました。

享年80歳と聞いて夫と共にびっくり。

見た目はスマートな金髪マダムでせいぜい70歳ぐらいと思っていたから。

 

彼女は英国生まれのカナダ人でフランス語教師。

現在も移民施設でボランティアでフランス語を教えたりしている行動派の女性。

学者のフランス人のご主人と、オーストラリアに赴任中に知合って結婚後

現在の瀟洒なお屋敷に移り住み、子供達は独立し今はご主人と2人住い。

 

私も英国に研究滞在経験もあり、彼らご夫妻とは隣人祭などで親しくなり、

マダムとはたまに電車で偶然会うと、英語と仏語で車中ずっとお話ししたりと

心地よいお付合いをさせていただいておりました。

上記のご主人との馴れ初めなども電車内で話してくれました。

 

昨年、ご主人が脳梗塞で突然倒れ、現在は回復したものの

その看病や心労が祟ったのか、今年フランスが急に寒くなった朝

突然ベッドで静かに亡くなっていたそうです。

老衰というには早すぎるので、恐らく心臓などに負担がかかったかと思われます。

 

葬儀の日は私達は仕事で出られなかったので

夕方ご自宅にお弔いに伺うと、長男が出迎えてくれ

ご主人は疲れで就寝中とのことでまた別の日に挨拶に伺うことに。

室内では親戚たちが集まってビュッフェ式の食事をしており、

私にも一緒にどうぞと誘われましたが、ご親族だけでそっとして差し上げたいので

丁重に辞退し挨拶をして家を後にしました。

 

それにしても80歳はまだ若すぎる・・・・

知的で活動的でまだまだやりたいこともあったでしょうに。

80歳はまだまだ先のことですが、私は個人的に

「いつまでも若く、オシャレで、元気な80代になる」

という目標を持っていて、そんな80代になるのを楽しみにしているので

年齢を重ねるのは、ある意味楽しんでいるところがあります。

 

でも何より健康が一番ですね。

このマダムも健康だったはずですが、ご主人の闘病など

思いがけない事変も突発的に起こり得るのが人生。

 

謹んでマダムに感謝と哀悼の意を表しつつ、

今この時を精一杯生きる、という心がけを

マダムへの手向けにしたいと思います。

 

 

 

フランスの日常生活と仏国外の旅行から

それぞれ厳選した自己撮影のオリジナル画像を交互にご紹介しています。

現在ご紹介している外国旅行編は「日本旅行」

(コロナ前の2つの日本旅行のうち1つ目)

フランス生活編ともに、写真枚数が多すぎて記事がかなり遅れ、

近過去の写真になりますが、時系列に沿ってご紹介しているのでご了承下さい。

現在、写真をかなり省いてダイジェスト化し、遅れを取り戻すべく

しばらく月・水・金の週3で更新しています。

 

 

 

本日は外国旅行の日本編です。

ダイジェスト版のため、写真をかなり削減しています。

 

オランダドライブ旅行とポルトガル旅行に行った年の翌春、

1ヵ月間日本各地をドライブ旅行しました。

旅行中は京都のクラシックカー会社を営む友人が車を無償で貸して下さいました。

毎回テーマを決める日本旅行。この年のテーマは「四国&山陰未踏旅」

 

関空→京都→大阪→神戸→淡路島→徳島→高知→愛媛に暫く滞在

→小型フェリーで5つの小島→音戸の瀬戸→呉市→津和野

→山口市湯田温泉→秋吉台と秋芳洞→一ノ俣温泉→角島大橋

→元之隅稲荷神社→萩市を経て

 

 

 

萩市のホテルを出て日本海沿いの快適ロードを東進し、

廃墟や幾つかの道の駅に立ち寄りながら、益田市・浜田市を経て

この日最初に立ち寄ったのは石見銀山で栄えた大森地区。

 

この一帯が銀山地区として世界遺産に登録されています。

車を停めて歩くと、雰囲気のあるお堂がお出迎え

 

 

 

 

映画のセットのような家並みが続きます。

 

 


 


 

鉱山は700年間存続し、かつては20万人が住んだと言われる同地区、

昔の名残を伝えています。

 

↓こちらは旧大森裁判所で現在は地域交流センターとして利用されているようです。

 

 

 

 

横溝映画に出てきそうな静かな重々しい街並み、好みです。

 

 

 

 

古いレトロな看板が情緒たっぷり

 

 

 

 

住民の心配りの生け花に心癒されます。

 

 


 

 
 

古い瓦がありました。売り物?展示?ただ置いてるだけ?

フランス的思考から、「持ち逃げされますよ」と注意したくなるほど、、、。

 

 

 

 

この通りの家々にはOO家といった歴史ある家が沢山保存されています。

 

 

 

 

観光客を喜ばせる花の気遣い

 

 

 

 

洋裁店でしょうか。ショーウィンドーがおしゃれで可愛い。

 

 

 

 

ボチボチ雨がちらつき、レトロな橋を渡ります。

 

 

 

 

雨が止まないのでとりあえず先の観光案内所に急ぎ、

しばし雨宿りしました。

雨に艶めく観光案内所のつばき↓

 

 

 

 

街道には人影少なかったのに、

観光案内所には結構観光客がいました。

ここからさらに先に銀山地区と呼ばれる観光コースがあるのですが、

雨が降り出したため、傘のない私達はここでUターンすることにしました。

 

その前に是非見ておきたかった五百羅漢↓を見学。

 

 

 

 

小川を渡って、こちらの入り口から入り

 

 

 

 

このお堂の中に500体もの坊さん像があるそうです。

 

 

 

 

詳細はこちらのWebページでご参照下さい。↓

http://www.rakanji.jp/gohyakurakan.html

 

雨が強くなりました。

雨が嫌いな私は競歩歩行で急ぎ足。

最初に見かけたこちらの観世音寺もじっくり見たかったけど

雨なので上には上がらず。

 

傘を車に取りに戻ったものの、雨は苦手。

いろいろゆっくり見たかったけど駆け足で散策。

ますます横溝の世界~

 

 

 

 

綺麗な桜が情緒たっぷり

 

 

 

 

すだれが粋な民家の可愛いチューリップに桜が雅を添えます。

 

 

 

 

世界遺産の大森地区、雨模様がさらに

重厚な雰囲気を醸し出していて、この天気でよかったかと、、、

横溝の世界から海沿いの明るい世界に戻り、国道を北上。

名前から是非立ち寄ってみたかった道の駅「キララ多伎」に立ち寄りました。

 

景色を見ながら屋内で軽食しました。

私はたこ焼き。これが激ウマでした。

 

 

 

 

夫はソウルフードのフライドポテト。これも感激してました。

 

そしてこの日の目的地出雲市に到着。

出雲大社に行く予定でしたが、雨なので翌日に持ち越し。

ホテルは駐車場が広い、郊外のホテルを予約。

部屋も広々として快適、温泉大浴場もあり私はそちらを使用。

夜は日本で食べおさめのお寿司をいただき、明日に備えます。

 

フランス生活と外国旅行を交互にご紹介なので、

次回はフランス生活の記事になります。お楽しみに・・・・・

 

ご清覧有難うございます。

↓2つのランキングへ応援クリックをいただけると嬉しいです!

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ