昨年、一冊の「お金」の本が世界的に注目を集めましたね。



資産形成、経済的自立のために知っておくべきお金の教訓を教えてくれる本で、

世界43ヵ国で刊行され、世界的ベストセラーとなった本書には、「ここ数年で最高かつ、もっとも独創的なお金の本」と高評価が集まりました。

以下、この本の一部抜粋です↓

なぜ平凡な清掃員の死が、国際的ニュースになったのか?
 私の好きなウィキペディアの項目はこう始まる。
「ロナルド・ジェームズ・リードは、アメリカの慈善家、投資家、清掃員、ガソリンスタンド店員である」

 リードはバーモント州の田舎で生まれた。家族で高校を卒業したのは、彼が初めてだった。家が貧しく交通費がなかったため、学校には毎日ヒッチハイクをして通っていたという。
 周りの人は、リードについて特筆すべきことは何もないと口を揃えた。リードはガソリンスタンドで接客と自動車整備の仕事を25年間務め、その後は百貨店のJCペニーで清掃員として17年間パートタイムで働いた。
 38歳のときに2LDKの家を1万2000ドルで購入し、生涯そこに住み続けた。50歳で妻を亡くしたが、再婚はしなかった。友人たちは、彼の一番の趣味は薪を割ることだったと回想している。
 2014年に92歳で亡くなったとき、この田舎の地味な清掃員の死は、国際的なニュースになった。同じ年に他界したアメリカ人は281万3503人。そのうち死亡時に800万ドル以上の純資産を持っていたのは4000人にも満たない。リードは、そのうちの1人だった。

リードが9億円もの資産を築けた理由
 リードは遺書に、義理の子どもたちに200万ドルを遺産として与え、地元の病院と図書館に600万ドル以上を寄付すると記していた。知人たちは驚いた。清掃員だった彼が、いったいどこでそんな大金を手に入れたのか?
 宝くじが当たったわけでも、遺産があったわけでもない。彼は若い頃から節約して金を貯め、それを優良株に投資していただけだった。数十年が経過し、小さな投資額は複利効果で800万ドル以上に膨れあがっていた。

清掃員だったリードはただそれだけで、莫大な資産を寄付する慈善家になったのだ。

(以上、モーガン・ハウセル著、児島修訳『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』からの抜粋)

やはり、複利の効果は絶大ですね✨

そして最後は、自分が築いた資産の大部分を寄付されたという事で、

たくさんの人々に感謝されて、亡くなられたんだと思います✨

みなさんは、自分の墓石にどんな言葉を刻まれたいですか?

「金の亡者、ここに眠る」なんて刻まれたい方は多分いないですよね🤭笑

経済的自由を手に入れるため、資産を築くことも大事ですが、その資産をどう使うかはもっと大事なのかもしれません😌

なかなか面白い本なので、興味がある方は一度読んでみてくださいね❤️

本を読むのが苦手な方は、YouTubeに「本要約チャンネル」がありますので、そちらを見て頂いてもよいと思います♪

「本要約チャンネル」はタイパが良いし、タケミさんはとても分かりやすいので、おすすめです✨

(画像はサイトからお借りしました)

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