少し前の話。

Sが友達と会うから、連れて行ってくれた。 どこで会うの?と聞いたら多分フレンチのレストランだと思う・・・と答えた。

フレンチか。夕食はフレンチか。やった。フレンチだ、フレンチ。

しかし着いたのはカフェっぽいバーだった。

メニューを見たらハンバーガーしかない。

「テツコ、ここは早めに切り上げてどこか他に夕食食べに行こうね。何食べたい?」
「フレンチ」

やった。週末のデートだもんね。

そして21hごろにみんなとサヨナラして、散歩しながらレストランを探すことにした。
「ねぇ、ブラジル料理だって。僕食べたことない」
「ここは?ベトナム料理」
「インド料理は?」

・・・・・・・・・・・・・。

人の話聞いてた?それともフレンチはイヤだった?イヤなら最初からそう言えよ。 おい。

「もうお腹減ってない。帰る。」
「え。どうして?あ、ここは?ロシア料理だって。ここにしようよ。」

・・・・・・・・・・・・。

その夜は結局何も食べずに帰った。帰りの電車の中では腹が立って腹が立って仕方がなかった。

そう。私は大変頑固なのだ。「コレ」といったら「コレ」じゃなきゃダメなのだ。「アレ」では意味がない。「アレ」なら要らない。絶対譲らない。 だって、今日はフレンチって最初に言ったから、「フレンチ」と頭にインプットしたからフレンチじゃなきゃダメなのだ。

けれども家に帰ってから、自分も妥協すれば良かったなぁ・・・と思って少し反省した。だから謝った。「くだらないことで怒ってごめんね。」

こんなことがあって、彼は私の性格が分かってきたらしい。
そして、私ももっと大人になって相手の事も考えてあげなきゃなぁ。。。と思う今日この頃。




Sが2週間仕事でイタリアに行ってしまった。 友達の前では平気だよって言ってるけど、全然平気じゃない。何もかも投げだしてイタリアに飛んで行きたい。
こんなんじゃ先が思いやられる。というのも、5月から2か月間、彼は仕事で中国に行くらしい。たった2週間でも耐えられないと言って泣きわめいているのに、2か月って…。大丈夫かしら。テツコチャン。

何かやったり、人と話していたりすれば平気なのに、一人になると途端にさみしくてさみしくて不安で不安でしょうがない。 なんて情けない。私は一人でも平気な方だと思っていた。友達は少ないし、19歳の終わりまで彼氏がいたことがない。

彼は28歳で、私は20歳。昼ドラみたいな展開にも終止符を打って、普通に付き合うようになってからかれこれ3ヶ月が経つ。
彼は仕事をしている。 彼は仕事が好きだ。家に帰ってきてからも仕事している。休日も仕事している。友達に私のベビーシッターまで頼んで仕事している。
そんな彼は嫌いではない。
「私と仕事どっちが大切なのよ?!」 なんてくさいセリフ、テレビや本で見るけれど私から言わせればただのバカ女だ。

私がいなくても生きていけるけど、仕事がなきゃ生きていけない

テツコ的カッコいい女の定義。