>こんばんはー。僕の友達も一緒ですー。
とKちゃんに連れられて部屋に入るとサッカーチームの皆が私に視線を向けました。
社長さんも超驚いた顔をしています。私は吹き出しそうになるのを必死でこらえながら言いました。
<あ、あの、皆さんゴンバンハ。KGくんお誕生日おめでとう。
若社長さんも、お元気そうで。その節はどうもお世話になりました。
>あ、いえ、こちらこそ。
そのあとは質問の(尋問?)の嵐でした。
きっとみんな色々と知っているはずなのに。まぁ、帳本人が来たので本当の所を聞きたかったのでしょう。
そして私は話したくありませんでした。全面的に”社長が悪い” ということになっていても、それならどうして社長とタクシーに乗ったんだという話になり、結局お互い様じゃないかということになるからです。
面白い話を聞きました。
ここにるチームのメンバーは皆で外でお昼を食べて、そのまま一緒にここまで移動してきたと言っていました。
若社長は一旦皆とお別れして、私の家へ来たというわけです。
「社長、この空白の時間何やってたんですかー?」
「俺にも色々やることがあんだよ!」
「またまたー。何人女がいるんですかー?」
その会話を聞いて、Kちゃんと私は笑いそうになっていました。
ところで、一か月ぶりに会ったという設定の二人です。ちょっとはサービスしてあげねばと思いテツコは言いました。
<あの、とことで若社長、お詫びにお寿司をご馳走してくれるお約束覚えてますか?
ウケてみんな笑ってくれました。社長ダメじゃん!と。よしよしと思っていたら
>なんで!昨日行ったじゃん!
カウンターパンチ。
私はKO負けでした。
ああ。これでみんな私たちの事怪しむだろうな。もしかしたら空白の時間の事もばれちゃったかもしれない。バカ。
若社長はずーーーーーーと飲みまくっていました。
23時過ぎに会はお開きでした。
7人くらいで駅に向かって歩こうとしていたら酔っ払った若社長が私の手を取って
>ダメだよ、俺達こっちから帰るんだから! じゃ、みんなまたねー!
と、本当に皆と反対方向に歩きだしてしまいました。
手を振り払って皆と帰ることもできたのですが、面白そうだし(テツコ、酔っ払いの相手をするのが好きなのです。)終電までまだ時間があるから、なんかあったらこの人捨てて帰ればいいや。
でも、さっき寿司の事ばれたし、ヤバイかな。ま、いっか。
楽しい夜の始まり始まりー♪