Bonsoir à toutes et à tous!
(みなさま こんばんは)


今日は皆既月食が見られたようですね。
私は、まんまと見逃してしまいました(泣)
みなさまはご覧になれましたか?


皆既月食は、フランス語で
" l'éclipse totale de lune" と言います


生徒さんに見せていただいた写真によると、
赤みがかった神秘的な月だったようで…。
見たかったなぁ。


月食は見られなかったのですが、
神秘的で美しい物は他にもあるんだい!
…ということで(?)
先日、ず〜っと前から行きたいと思っていた
オルセー美術館展へ行ってまいりました
(クリックすると、HPに飛びます)


19世紀後半、印象派の画家たちが誕生した時代の
数々の作品が展示されていました。

有名な作品としては、
例えばエドゥアール・マネの『笛を吹く少年』。

Mane_Fue.jpg

この絵、確か中学と高校の校舎に飾られていたように思います。
学生時代ってあんまり良い思い出ないのですが(苦笑)
この絵だけは好きだったような気がします。


印象派の画家としてこの当時活躍していたのは、
前述のエドゥアール・マネ、クロード・モネ、
エドガー・ドガ、ジャン=フランソワ・ミレーに
オーギュスト・ルノワールといった面々。
これらの画家たちの作品を一度ならず
見かけたことのある方も多いのではないかと思います。


スクリーンショット 2014-10-06 21.51.07.png
エドガー・ドガ 『バレエの舞台稽古』

この絵、好きなんです。



光や影の揺れ動きを、詩情あふれるタッチで描く
これらの画家は今でこそ評価されていますが、
当時の画壇ではリアリズムを追求する作風が
もてはやされていたため、印象派の画家たちの作品は
批判され、コンクールに落選していたそうです。


ある一定の型に押し込まれた美のみが
「正しい美」で、それ以外のパターンを
排除するという構図は、現代社会でも
見受けられるように思います。


しかしそんな世情にも流されず、おもねらず、
自分たちの主義を貫いた印象派の画家たち。
当時の肖像画は、歴史上や聖書の中の登場人物や、
地方の名士など位の高い人を描くのが一般的でした。
しかし印象派の画家たちは、名のない農民たちや、
一般の市民たちをモチーフに肖像画を描きました。


普通に生きてる人達だって、尊い姿をした
 人間なんだよ。文句あっか!


みたいな意気込みが感じられて、
なかなかやるじゃん、印象派
って感じです。(どんな感じだ)




それといつも思うことですが、絵を見るのは
瞑想に似ているな、と。
心を落ち着かせ、目の前の絵に集中する。
うまくいけば絵の中の風景の遠くの方まで
歩いて行けそうな気がするのですが、
雑念で心がぐちゃぐちゃしていると、
表面的にしか作品を観られなくて、
その「芯」のようなものに触れられないというか。
何事も修行です。


ということで(?)オルセー美術館展は
新国立美術館にて10月20日(月)まで開催しています。
ご興味のある方は、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね



Merci beaucoup et à bientôt!
(どうもありがとう。それではまたね!)

Orsay2.JPG

美術館の帰りに見上げた空が綺麗でした。