…といってもあやしい新興宗教の話ではなく(笑)


昨日、ご紹介した映画『100才の少年と12通の手紙』
のお話の続きです。


Oscar and the Lady in Pink (Oscar et la dame rose)


過去ログは、こちら





さて、余命いくばくもない少年が、ローズ夫人に説得されて
「神様」に手紙を書くよう言われます。


「神様なんて、サンタさ
んと同じだ。
 だまされるのは、一度で十分」


はじめはこんなふうに言って拒絶していたオスカー少年ですが、
ロー
ズ夫人に連れられた先の教会で見たイエス・キリスト像を
見て、感銘を受けます。


…とここまで見ていて、
西洋圏に
は「キリスト教」という絶大なバックグラウンドがあるから
成り立つ話だなぁ、とつくづく思いました。


(信じる、信じない
は別として)至る所に教会があり、
ミサの習慣があり、イエス・キリスト像やマリアさまの像があり…。
なんとなく、人々の生活の一部とし
て、いつもそこに「神様」がいる。
もっとも、若い人達の間では宗教離れが進んでいると言いますが。


これを日本人の子ども
に見せる場合はどうなんだろう?
とふと考えてしまいました。


昔々のニッポンジンには、「お天道様(太陽)」=「神様」

いう考えがまかり通っていたので、
「ほら、ごらん。あれが神様だよ」なんつって
太陽を見せれば十分だったのでしょうが、
今の子ど
もたちには何を見せればいいのでしょう?


お寺に連れて行って、「ほら、ごらん、お釈迦様だよ」
といっても(厳密な意味で
は仏教って一神教じゃないし)
「はぁ?」って感じで説得力ないだろうし、
ましてや神社なんて、「一年に一度、お参りに行くところ」

て感じで馴染みがうすいのではないでしょうか。


…などと、つい余計な心配までしてしまいました(笑)

**************************

せっ
かくなので、ここで一つ、フランス語の「神様」にまつわるお話を。


フランス語では、「神」=《Dieu》といいます。

語の《God》と同じく、大文字で始まります。


ちなみに、アメリカ人がよく口にするイメージの
「オーマイガッ!!!」 (Oh! My God!)は、
《Oh Mon
Dieu!》
になります。
意味はどちらも、「ああ、私の神よ!」って感じ。
なにかをしくじったり、悪いことが起きたりす
るときに言う
ことが多いみたいです。

他にも、

《Dieu
merci》
  (ありがたい!神のお慈悲で)とか、
《Dieu
sait+文》  
(神のみが知る)


などという表現もあります。

あと、みなさんも多分一度は聞
かれたことのある表現、
「アデュー」、これも実は神様と関わりがあって、

Adieu》=
「à」(~に)」+「Dieu(=神)」の合体したコトバ。

元々は “神のご加護を”もしくは“神の元で会いましょう”という意味。

じて、もう二度と会わない相手に向かって使います。
(普通の日常会話での「さようなら」は《Au
revoir
》ですので、気をつけましょう


という感じです。
こうやって語源を辿ると、その国の背景が見えておも
しろいですね ^^

À bientôt! それではまたね!