インターの先生と行けない理由を面談した | まったり日本

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5年の中国駐在の中で妊娠し、出産。息子は帰国後も自分を中国人だという位、日本語ができませんでした。

小1の7歳の時にギフテッド?と思い、専門医にギフテッド認定を受けた息子。
インターに通いながら彼の日々の葛藤を書いていきます。


中国から4歳の時に帰国した9歳の息子は、高IQでギフテッドのインターナショナルスクール生。

インターの転校後ギフテッドを学校に話したら転校先の学校に行けるようになりましたが、学年が代わり3週間後全身に湿疹がでて行けなくなりました。


ホームルームteacherとお隣のクラスの先生(学年主任的な先生)とオンラインで夫と面談をしました。


お2人には学校に行けなくて困っているとメールをしていたので、その事に先生達は


「彼は優等生で勉強もかなりできて真面目で言われなくても自ら何でもする超スペシャルな生徒です。突然病気ではなくて学校に行けないとメールが来て本当に驚いている。学校では普通だった、馴染んでいると思っていた」


とお二人に言われました。

息子は優等生という(先生によく見られる為に)人間を演じていたのでしょう。この3週間。

でもその限界が来た。


先生が生徒に対する威圧的な態度(他の子に)、何かしたら減点する学年の方式。(説明も受け入れられない)

息子はそれに対して、いつか自分もあんなふうに言われたりするのではないかとビクビクしていたと言っています。

その事も説明しました。

自分は何も悪い事をしていないのに、いつかあんな風に言われたりするのではないかと教室に入る前から不安になる、心が全く落ち着けない、本来はクラスはもっと楽しい場所のはずなのに。いつも緊張をしていた。


と話しました。


学年主任のインド系の先生は(息子が嫌いな先生)

「クラスには言ってわからない子もたくさんいます。彼らが大人になる為に作られたルールです。息子さんは怒られていないのだからよいのではないか?」

と言われたので、


息子が何を話してもきっと無駄であると言っていたのが少しわかりました。


担任は彼のバックグラウンドをもっと話して欲しいと言われ、

過去に先生に殴られた事がある事、そういう態度を少しでも感じると怖い感情が先立ってしまう事、学校には行けてなかった事を話しました。


担任からそれを乗り越えるためにカウンセリングやレポートはありますか?と聞かれたので、

カウンセリングはしていましたが、前の学校に対して医師からの信用もなかったので、学校を辞めれば彼は平安に戻るとだけ言われていますとお伝えしました。まず学校という制度に合わないとアドバイスされていますと言いました。


他の何が学校に対して嫌と話していますか?と聞かれたので、先程申し上げたことと、授業がとにかくつまらないと言っていました。

四年生になったらもっと楽しい事があると思っていた。テキストを読んだ時に愕然とした。もっとみんなとディスカッションをしたり、資料作りをしたり、プレゼンをしたり聞くだけの授業じゃない事をしたいと言っています。


と話すと

ここは基本テキストに沿って学ぶ授業です。school tourの時に聞きませんでしたか?と聞かれたので、逆にプレゼンもプレゼン資料づくりも多いと聞かされていましたと話しました。


学年主任的な先生は

まだ始まったばかりなのでプロジェクトもたくさん出てくる予定です。まだ学校が始まって3週間です。今日からプロジェクトを開始して、お花の生態の資料作りを始めました。とお話されました。


私的にはそのお花の生態が何年もやってつまらないとは喧嘩を売っているようで言えはしませんでした悲しい


ギフテッドというキャラクターの認定をされていてという話をしようかどうか悩んでいた時に夫が、実は前から困っていて医師からはこのような特徴があると言われていますと話し始めました。


先生方は

本当にギフテッドているの?

と仰られていました無気力

そして、私達はそういった子にどうやってサポートしたら良いかわからない。医師ではないから。医師からの診断書と注意事項をもらってきて欲しい。

と言われました。


もらってくるのは容易ですが、彼の特性はまずかなり理解するのに難しい。普通が当たり前で勧められると、すぐに苦しくなります。お渡しするので、一度読んで頂いて彼の特性を知って頂けると嬉しいですと話しました。


またここから始まるとしんどいんだよな…と思いつつ。


最後に、

あ、もう3日休んでるので診断書が必要になるので、送って下さい。


と言われてセッションは終わりました。

診断書って毎回休むと言われるんだけど、そんなに学校に出さなくちゃいけないものなのか…

小テストとかできてないからその評価として必要なんだろうけど。

いやいや、めんどくさいショボーン


セッション終わった後に、涙が出てきました。

誰も悪いわけではないのに普通に生活したい、学校に行きたいと思っててもどうしてもうまくいかないこの状況。

説明をしても、何それ?ただのワガママじゃんと思われてると思ってしまうこちらの感情。


1番辛いのは息子で、学校に行きたいみんなと遊びたい、手を挙げて先生に質問しまくりたいと思っているのに、それができない辛さ。


自分の生活の中で子供だから疑問を口に出すと

生意気だ!とか

言われたとおりにしろ!とか

考えるな!と

言われてしまう日常を知ったから、


疑問に思っても、聞かない。

おかしいと思っても、言わない。

この人の望むようにしていれば、僕はおかしい人と思われない、叱られない。


そう思って学校生活を過ごしているのがよくわかりました。


そんな生活、親として望むのか?

それはNOです。


彼が彼らしくたくさん質問ができて、自分らしく率先してやる事に怒られない環境にいて欲しいです。

もう、みんなと一緒は要りません。

人間みんな違うのに、違う観点を話すだけで変わった人と言われて。


でも世の中の物を作って動かしている人って、基本、普通の人とは違う考えをしている人ですよ?

同じ事を考えてたら、すごいものって生まれないですよ?

私はそう思っています。

アインシュタインもエジソンも質問ばかりして退学になってます。

そんな素晴らしい人たちになれる訳ではないけれど、私は親として我慢して自分を偽って学校に通いなさいという決断はもうできません。


これからは私の不在時の息子の居場所を考える時です。

どうか彼の脳が萎縮しませんように。

肯定感がまた高くなりますように。


そんな環境を作りたいと思います。