息子の海外留学の1番の懸念事項 | まったり日本

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5年の中国駐在の中で妊娠し、出産。息子は帰国後も自分を中国人だという位、日本語ができませんでした。

小1の7歳の時にギフテッド?と思い、専門医にギフテッド認定を受けた息子。
インターに通いながら彼の日々の葛藤を書いていきます。


中国から4歳の時に帰国した9歳の息子は高IQでギフテッドのインターナショナルスクール生。今のインターの日本人増加と学校の体制に疑問を感じ不登校に。次の学校が始まるまで海外に出たり、ホームスクーリングの毎日を書いています。


息子が海外移住する一つの懸念は

おじいちゃんおばあちゃんを置いて日本を出る事。

らしいのです。

私の両親に預けて、私が仕事をしていることもあるので、おじいちゃんおばあちゃんの事を息子はとても大切に思っているのですよね。

だから、僕が離れたら一気に老けるんじゃないかとか、生活がつまらないんじゃないかと思っているようなのです。


私の両親にとって孫は3人います。

姉の子供はもうすでに27歳と29歳なので、私の両親が50前にできた孫なのです。孫というよりも、自分の子供の感覚が強かったといいます。

一方、私の息子の場合は私の両親は60代真ん中で生まれているので、これぞ孫!という感覚が強いのでしょう。


とにかく私の母は息子を猫可愛がりし、私の父はギフテッドの特性がわかるまでは難しい奴だと怒る事もありましたが、ギフテッドの事を知れば知るほど怒る事はなくなりました。


私が仕事の時は息子と私の両親、3人で過ごしているので、3人でなんだか話し合って楽しく過ごしているようです。


いじめられていた時も、私以上に怒るのは私の両親であり、泣いて学校に行きたがらない息子をずっと私の代わりに抱きしめていた事もありました。


息子は自分が成長する度に、おじいちゃんおばあちゃんのお世話を自分がするという気持ちが強くなったのか、いろいろお世話をする事が増えたようです。してもらう事がまだまだ多いのに、息子としては自分がいなければと思うのでしょう。


バンコクで、また短期学生として学校の生活をしていて、このままこっちに住もうか?と息子に聞きました。

息子の答えはNO.

僕が4歳になるまで、僕は中国にいて、おじいちゃんおばあちゃんと離れていたよ。いま5年間、日本で一緒にいて突然また行ってしまったらかなり悲しむのではないのか。寂しいのではないのか。

僕はそれを思うだけでも胸が潰れそうになるんだ。

と言っていました。


私は、

もしあなたが海外に住みたいとおもったら行かなくてはいけないよ。おじいちゃんおばあちゃんは君が悲しい顔をしているよりも、笑って友達と話したり、たくさん勉強をしてくれるのが幸せだと思うよ。帰ろうと思えば月に一度はどこにいても日本に帰れるからね。今のこの瞬間は帰ってこないし、時間は戻せないし、あの時こうすればよかったなって後悔はしてはいけないからね。


と言いました。

息子はうん。と言って、そうだね。

と言っていました。


現実は私の仕事の事も、父の仕事の事もあるので海外移住は今のところ現実的ではありませんが、息子が留学したいと言ったら、応援します。


どこにいても家族は近しい存在ですが、やはり一番は近くにいるのが良いですよね。


私は両親を大切に、息子も大切にいつも最善の選択をしていきたいですね。


クリスマスギフトにちょうど良いですよー爆笑爆笑