不登校について①日本のいじめの経験談 | まったり日本

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5年の中国駐在の中で妊娠し、出産。息子は帰国後も自分を中国人だという位、日本語ができませんでした。

小1の7歳の時にギフテッド?と思い、専門医にギフテッド認定を受けた息子。
インターに通いながら彼の日々の葛藤を書いていきます。

9歳の息子は高IQでギフテッドのインターナショナルスクール生。昨年度から学校の行き渋りが始まり、3年生は先生からの暴力を境に完全不登校から意識改革の後、学校に登校できるようになりましたキラキラ

日本での不登校時が過去最高になりました。

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20231004/amp/k10014214891000.html%3Fusqp%3Dmq331AQGsAEggAID


これを見てるだけでも


日本って幸せな国なのかな?


と疑問を持たずにいられないのですよね。


学校に行きたくない、行けない子がこれだけ増えているという事実があれば、何かしら変えていかなければいけないと思わないといけないですよね。


日本の教育は私が受けていた頃から何も変わっていません。給食が終わるまで遊べないとかそういうのは今でこそないだろうけど、、学びかた、教科書あまり変わってないですよね。


私は学校が嫌で嫌で仕方なかったのです。つまらないし、理不尽に怒られたり、同じもの好きじゃないと変な人扱いされたり、女子のトイレに一緒に行こーとか当時から馬鹿馬鹿しくて早く大人になりたいと思っていました。鬼ごっことか別に楽しくてやってる訳でもなくて、なんとなくやらなくちゃいけないからやってたんですよね。


だから息子が僕はやらないと言って7歳の頃から1人でノートを持って校庭で座ってるという話を聞いた時、息子ほどの強さがあったらなと思っていました。


息子が小2(インターナショナルスクール)で不登校になったきっかけは、日本の公立小学校から何名かの男の子が転校して来て、いじめられたのがきっかけです。今回はいじめが理由での不登校について少し書いていきますね。これは私と息子の経験談であり、全てに当てはまるわけではありません。


いじめられた理由は

英語で話している事がかっこつけている。算数が早くできて気に食わない。

という事でした。


元々息子はクラスみんなと仲良く、男女分け隔てなく毎日楽しく過ごしていました。それが、2年生になり、英語ができない生徒が入学してから風向きが変わりました。


インターに通っててこんな仕打ちされる事に本当に絶望しました。息子はどんどん心が壊れていきました。英語を話したくてインターに行ってるにそれをするだけで、股間を怪我させられたり、階段から落とされたり、物を盗まれたり。

家にいる方が勉強は進むし、嫌なことされない。安全な場所だと思ったと言っていました。


では、なぜそんなイジメをする子が存在するのか?

私は考えました。

今思えば、中国から帰国して日本の子供達の意地悪を直面する機会がとても多かった事を思い出しました。(以外にも他の国ではあまりそういう経験はありませんでした。)


公園で遊んでいても、きちんと子供を見ている親はあまりいなくてほとんど目を離している。(親同士で話している)これはかなり驚きました。子どもが優先ではない所にです。


親が見ていない遊具の影のところで、

・おい、おまえ!

・ばーか、お前はこんなのできないだろ?

 中国人!


と言われる事も多かったです。

(私達は純日本人ですが、帰国間もない頃は息子が英語と中国語が優位だったのでそう言われたのだと思います)


周りと違う子を見ると子供ながらに排除しようとする傾向が見られました。


だいたいそういう事を言う子供の親は、子供を叱る事もなく、男の子でも〜ちゃん!どうしたのー?

あれー?何かあった?

と言ったように頭からお花が咲いている親が多く、子供をきちんと見ていない、子供の性格も把握していない事に気づきました。


恐らく、そういった親子関係がこの時代多く、成長していく中でも家庭内での環境や性格が変わるわけではないので、学校に上がり少しでも目につく友達を虐めるのだろうなと最近思うようになりました。


息子を虐めていた数人の特徴を言うと

①一年生の頃から塾に入っている

②自由時間がない

③ゲーム、娯楽禁止をされている

④点数にやたらこだわる

⑤家族の話題が少ない

⑥親からの締め付けがきつい


と言った事が共通していました。

①に関しては子供本人がやりたいと自主的に行っているものであれば良いですが、仕方なく行かされている場合には言葉の端々に、嫌さが出ていたようです。

②習い事があり過ぎてほとんど自由時間がないと学校でぼやいていたようです。

③学校で息子のiPadを貸せと言っていつも勝手にゲームをしていると言っていました。家ではできないと言っていたようですね。

④点数にこだわり、いつも負けると発狂する。

⑤おまえのお母さんはいつも来てくれていいよなと言っていたらしいです。

⑥親が理想を押し付けているのか?ですが子供の為と思ってやってるのだと思います。


この特徴がなくてもいじめる子はいじめるのですが、この特徴がある子は勉強はさせられているので、虐め方も巧みになります。


純粋な子や人と争う子が嫌いな子はこう言う子のターゲットにはなりやすいですよね。


いじめの全てが不登校には繋がりませんが、自分の子がいじめられていないか?はたまた、イジメをしていないか?をよーく観察するのはとても大切な事です。

イジメをする側の親はだいたいがうちの子に限ってタイプが多いので、

毎日子供が幸せに楽しそうに笑っているか?

夢中な遊びは勉強以外であるか?

子供が自分のことを話せているのか?

たまには学校での評判などを聞くのが良いですよね。

学校に入れたら学校内の事は、知らんぷりする親がここ最近は多いなと思います。


学校は学問や社会性を学ぶところ、家ではルールや人間形成を作っていく、躾を教える、幸せな時間を与える所だと思っています。


昔の日本人のようにみんなに余裕があればできるのでしょうか?


親が自分の事よりも子供第一に過ごしていれば子供はそれを知っています。

何よりもお母さんの笑顔、これが子どもにとっての1番の幸せなのではないですかね。


長くなりました!

お読み頂きありがとうございます。


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