今回の「神の島ウェディング」もうひとつのストーリー。
スペシャルレッスン「島のウェディング」
はじめての実践型フラワーレッスンです。
結婚式当日。
ご家族は当初予定されていたハワイ婚に向けて
ご用意されていたアロハとムウムウ。
ならば島のスタッフもお揃いのアロハ!
ハワイ気分を盛り上げます。
花チームもスタッフの一員となって
結婚式を見守りました。
これはなかなか経験できないことで、
これこそが花チームのみんなに
経験して欲しかったこと。
通常は、会場装飾してブーケをスタッフさんに預ける。
式が終わる頃に会場に向かう。
そんな感じはないでしょうか。
そんなものだと思っていたけど、
いくつか経験したフランスでの結婚式は違っていた。
お花飾ってそのままパーティーに参加。
誰とも知らない外国人の私に嬉しそうに
オーバーリアクションとともに
花の感想を伝えに来てくれたり、
写真撮ってお喋りが始まったり。
こういうとこはフランス人の大好きなところ。
はじめての感覚にジーンときた。
花っていいな。
もっと喜ばれることをしたい。
瞬間的に生まれる先への目標。
何度もブーケを束ねる練習を繰り返すだけでは
得ることのできない感覚と感動。
それを感じてほしい!
というのが今回の私の一番のテーマ。
ガーデンのシンボル、リバーシブルアーチ。
島のみんなが忙しさの合間を見つけては
あちこちで採集して
準備していてくれた植物たちがあってこその
このアーチ。
枯れ葉が放つ主役級に輝く存在感に、驚きの声!
島のみんなには
島の素材がどんなに素晴らしいかを
もっともっと知ってほしい。
ブーケを手に花嫁入場。
セレモニーブーケ担当
「Flower’s & Co.」主催ことりさんをはじめ、
式は始まったばかりなのにすでに涙。涙。
それもそのはず。
大切な人たちに囲まれて、
待って待ってやっと迎えることができたこの日。
嬉しくて幸せでたまらない!!
そんなゆきちゃん(花嫁)の
文字通りキラキラオーラに包まれていた。
花嫁の動きに合わせて弾むブーケも嬉しそうに
ますます素敵に輝き始める。
アーチの前で笑顔いっぱいの新郎新婦。
それはそれは感動の光景。
誇らしげに見守るチームの姿を
さらに誇らしく思っていたのが私。
Rangeプロデューサーであり
ヘアメイク担当のYUKOさん。
いつもイメージばっちり仕上げてくれる。
このニュアンスにうっとり。
会場のイメージは海。
Rangeフォトグラファー愛さんが逃さないでくれた
この表情がたまらない!!
コツコツな作業の繰り返しの賜物。
フラワーカーテンには
花チームメイトが持ってきてくれたヒトデにサンゴに
愛らしい海の宝たちの姿も。
準備段階から頭を合わせてくれて心強い!
風に吹かれて。。。
自然と暮らす花男子
「moromorgarden」モロさんが描いてくれた
穏やかで瀬戸内海のような
シャンペトルな海。
いい味出している立派なヤマゴボウは
モロさんのお庭からのおすそ分け。
大切なのは、
ひとつひとつではなく全体で見せる美しさ。
花に目覚めはじめたアーティスト
「moromorogarden」まきちゃん作のヘア飾り。
きっと喜んでくれると思う。
この日はみんなに楽しんでもらうために
お二人からのたくさんの優しさが散りばめられていた。
女性の皆様がさらにチャーミングに!
随所で足跡を残すまきちゃんの個性。
本人苦笑いだけど、
作品を見て作者がわかるって大事!
フラワーテントが秘密基地。
ジュース運んで寝そべって
我が家のごとくくつろいでくれたちびっ子。
花チームも。
ハワイのバーカウンターにみえてくる。
パーティーブーケ担当
「Coin de nature」主催まきちゃんと
花嫁のもとへお届け。
ドレスチェンジした花嫁に息をのむ。
ブーケを見た瞬間の表情がたまらない!
花イヤリングは嬉しいリクエスト♡
持ち主見つけた!
ガラスの靴をはいた時のシンデレラだ。
そう思ってしまったほどにぴったり。
新郎だっておめかししたいよね。
してほしい!
とご提案した花ネクタイ。
上品さと遊び心がよくお似合い!!
「こんなスタイリング見たことない。
贅沢の極み。」
最高のお言葉をいただいた。
うっとり。私もはじめて。
おまかせいただけたからこそのスタイリング!
無意識に何度も何度も言ってしまうほどに
ずっと見ていたいほどに
素敵!!
この花でこそ、
島で採集した植物があってこそ生まれた、
はじめてのデザイン。
立派な長さのシンビジュームの魅力を
最大限に生かしたい!
サンセットブーケ担当
「dans.la.marge」主催かずえさん。
森の中でも岩場でも映える
シンプルなダイナミック。
潔い強さを秘めたブーケが
花嫁の選んだヘアーにもぴったり。
「Bouquet magique !」
明るい未来へと二人を導いてくれる
魔法のスティックのようなブーケ。
悩ましい花材とにらめっこの末生まれたこのブーケ。
新しいデザイン、サイズに挑戦したからこそ
感じられたことがある。
想像しながら作るブーケ。
長いな。。。
心の中で思っていたことでしょう。
きっと。笑。
最後の仕上げでさらに長さ増し。笑。
森の中で、サンセットで
花嫁に寄り添う圧倒的な存在感。
このドレス。このヘアー。
この地を選んでくれたゆきちゃんだけの
特別なブーケ。
サンセットは海のそば、
風に吹かれ光に照らされ、
ブーケを手にした花嫁は眩しかった。
ウェディングには、
そのままでも十分に美しい花嫁が
さらに輝きはじめるような花を添えたい。
「ハワイじゃなくて、ここで結婚式を挙げてよかった。」
その言葉と二人の笑顔に、
こみあげてくる思い。
ただただ、よかった。
ありがとう。
新郎新婦をはじめ
関わってくださったすべての方に、
ありがとうございました。
みんなにとって忘れられない結婚式!
参加して感じることができた感動。
見つけた目標。
こんなウェディング、私もやりたい。
誰かのために作る花は、やっぱり格別。
花に目覚めた。
チームのみんなからも学びや気づきや
優しさをもらった。
参加できて本当によかった!
花チームのみんなから届いた言葉たち。
みんなと飾れて本当によかった。
心よりありがとう!!
それぞれのカップルにとって最高の一日になるよう、
私たちは力をあわせる。
「Range」
改めて素敵なウェディングチームだな!!
世界に一つ。
ふたりだけのウェディングのかたち。
神の島ならではの結婚式を
ぜひたくさんの人に知っていただきたい。
一緒にお祝いしたい。