『オシリヲダシテクダサイ』
言われたこと、ありますか?

day8:
(生理8日目/通院6日目)

昨日の看護師さんがいたので、遅刻をまた謝りながら受付け。気まずいけどやむなし。
なんせ彼女は神様だから。

内診に呼ばれる。
もう生理は終了したので安心照れ照れ
血が出ていると、内診が終った後に漏れないかすごく気になる。
でももう出てないから大丈夫!(`・∀・´)

先生『んーーーー』
私『(^ー^)?』

先生『んんーーーーー』

なにやらカーテンの向こうで唸る。
不穏な雰囲気。。

先生『思ったよりも卵が育ってないねー』
私『え( ・∀・)!』

先生『貴女のAMHの値と、これまでの排卵具合から見て、10個以上は卵が取れるかと思ったんだけど…  うーーん。。今のところ3つ4つしか大きくないなぁ、、』

私『( ・∀・)?!』

10個以上が、3つ?

えーえーえーーーガーンガーンガーンガーンガーン

先生『ちょっと薬の量を変えてみるねー』
私『はい、、(´Д`)』

私はまな板の上の鯉。
自分ではなにもできぬ。
先生を信じるしかないのだ。

昨日とは別の看護師さんに呼ばれて注射の部屋へ移動。

看護師さんが準備をしながら呟く。
『オシリヲダシテクダサイ(^∇^)』
私『え?』

鞄を置いて振り返る。

看護師さん『オシリをこちらへ(笑顔)』
私『えぇ?!Σ(Д゚;/)/』

聞き間違いかと思った。

看護師『今日からお尻も注射しますので♪』
私『いやいやいやいや!むりっえーん

今日は遅番勤務。
この後は仕事で、夜中までデスクで
立ったり座ったりするのだ。

お、おしり??ほんとに?
立ったり座ったりするのに痛いよね?

と固まっていると看護師さんが

看護師『お尻の方が痛くないですが、もし嫌でしたら腕にも出来ますよウインク

私『す、すみません!腕でっ!
腕でお願いしますっ!お尻は今度でえーん!』

お尻は痛くないなんて、嘘だ。
絶対痛いに決まってる。
看護師さんには悪いけど、腕でお願いする。

筋肉注射、やはり痛い...

痛みをこらえて、終わってホッとしていたら

看護師さん
『今日はもう1つお腹にも注射します』
私『お、おなか?( ;∀;)』

看護師『排卵を促す薬をお腹にして、筋肉注射で複数の卵が均等に育つよう調整するんですよ♪ 排卵促進する注射と、排卵を調節する注射です』
私『に、二本も!?( ;∀;)』


かくして、私はお尻へは回避したものの
二の腕とお腹に痛い注射を打って
颯爽と仕事へと向かったのであった。。。