デルタ株のわかりやすい解説ということで、こんな記事。

 

この中で、武漢株とデルタ株の比較があります。

 

重症化リスク(デルタ株/武漢株)

 入院:2.2倍

 ICU入室:3.8倍

 死亡:2.3倍

 

重症化は数が正しいかどうかは別して以前より増えているので、そうなのかもしれませんが(大阪で500人が本当なら)、死亡のリスクが従来よりも2.3倍とあって、あれっと思いました。

自分の中ではデルタ株は感染力が強くて、死亡率が低いイメージだったので。

 

以下が厚労省の国内動向の中の死亡率の資料です。

 

 

 

左が4月7日時点、右が8月18日時点

 

死亡率が上がってるということはないですね。陽性者数を増やしている分、死亡率は低下しています。死亡率1.8%→1.1%。

 

 

東洋経済オンラインの統計グラフを見ても、今回の死亡数が少ないのがわかります。

まだ、第5波はピークに達してないのかもしれませんが、前回は陽性者の増加とともに死亡率も徐々に上がってきてましたが、現時点では上がり方がかなり緩やかです。

 

 

重症者はたしかに多い為、今からどんどん指数関数的に上がるかもしれませんが、現状では死亡者が少ないのが事実です。(ただ、厚労省の重症者はあやしいです。なぜか大阪が496人になってます。どこも報道しませんが、、、)

 

 

第5波の重症化率について40代、50代の重症化が相次いでいるとの記事

 

 

 

以下記事引用

年代別に見ると、第3波では60代以上の世代が重症患者の80%以上を占めましたが、現在の感染拡大では50代以下がおよそ70%を占めています。
特に増えているのが、40代から50代の重症患者で、1月20日の時点では24人と全体の15%でしたが、今月10日時点では、全年代のうちの60%を占めています

 

 

40~50代が東京で重症化していると報道です。

(東京都の人口は1400万人に対して176人ってかなり少ないですが、、、)

 

厚労省の国内動向を見ると

左は5/26、右は8/18

5月から8月での重症化率は変わってないです。40代0.3%、50代0.7%

(最近厚労省の重症化数がおかしい為、何が本当かわかりませんが、、、)

NHKの記事はきっと東京だけの話なんでしょうね。

 

ワクチンを60代以上はかなりの割合打ったから、今度は40~50代の恐怖を煽って、ワクチンを打たせたいのかな?と思ってしまうのは考えすぎですね。きっと。

 

 

 

最後にワクチンの効果についてですが、

元々このmRNAワクチンについては発症予防しか確認されてなかったはずです。

いつから重症化予防や感染予防が90%超えになったんでしょうか?

 

以下に田村大臣の会見内容が見れますが、正直にわからないと答えていますよ。

医者や報道機関がこれを知らないはずはないのですが、、、

報道しない自由ですかね。それとも何かエビデンスが出たのかな?

以下引用
大臣:
感染予防の効果があるかということですかね。
記者:
そうです。
大臣:
これは今のところ、世界中で、感染予防効果があるということ自体が認められているということではない、と我々は理解しています。実際例えばファイザーのワクチンに関しても、我が国においては発症予防に関しては確認できていると。
 重症化予防に関しては重症者の事例が少ないため確認はできていないのですが、ただ重症化予防というよりは重症者が減るかということから考えると、発症者が減れば重症化しないわけですから、発症者が減った分は重症者が減るのだろうと思っております。
 ただ、感染予防という意味からすると、これは十分にエビデンスがまだないので、そういう意味では我々はこれを確認できておりません。あるかないかが分からない。
 つまり、もしかしたら感染予防効果もあるかも分かりませんが、エビデンスがないということなのでそれが確認できていないと我々は理解しています。
記者:
それは、接種した人が自分がかからないということ、それから人にうつさないという両方とも・・・
大臣:
自分がかからなかったら人にうつすことはないので、感染はしているけれども人に対してうつす能力があるかどうかもまだ確認されていません。
 ただ、これも一般論として申し上げれば、発症しなければ咳やくしゃみは出にくくなりますので、その分は飛沫でうつす場合、うつす能力は軽減されるのだろうと推測はできます。
 新型コロナウイルスの場合は普通に大きな声で喋るだけでも感染リスクがあると言われていますから、そういう意味ではそこは全くもってまだエビデンスがないということです。
記者:
確認できる見通しはどのような形で・・・
大臣:
それは基本的にメーカー等で確認いただくという形になると思います。もちろんそれぞれの研究者が確認することもあるかもわかりませんが、そういうデータ・情報があれば我々も収集してお伝えさせていただきたいと思います。

(了)