長尾クリニックの院長がテレビでイベルメクチン使用と新型コロナを5類に引き下げを提唱したとのこと。
以下記事引用
長尾院長は現在、2類相当に分類されるコロナを季節性インフルエンザと同じ、5類扱いにするよう提言。引き下げにより、
「開業医による早期診断・即治療が可能=重症化予防」
「すぐに入院が必要な人は開業医が直接依頼=タイムラグなし」
「濃厚接触者の健康観察、入院先の割り振りが不要に=保健所崩壊解消」
と、3つのメリットを挙げた。
「イベルメクチンという特効薬があって、誰でも使える。
その上で長尾院長は「僕が言ってることが間違ってたら、僕は責任取って医者辞めます」と強い覚悟をにじませた
以上です。
長尾院長かっこいいですね。
ただ、感染者が増えて、みんなが緊急事態と思っているこのタイミングで、5類引き下げ、WHOやYOUTUBEでは否定されているイベルメクチンをテレビで取り上げましたが、なにか意図があるんでしょうか?考えすぎ?でも意味のないタイミングで出してくるかな?と
これを見た人は「そうすれば安心!」となるか、「いや今それどころじゃないやろ!」となるかどっちでしょうか?テレビを見てる人は後者かもしれないですね。
ただ、イベルメクチンについては各国で効果がありとの報告が多いですが、エビデンスが現在はまだないようで、日本では未承認です。
以下記事引用
「イベルメクチンはCovid-19パンデミックに対する世界的な解決策となる可能性を秘めている」とのタイトルで、以下のような衝撃的なものだった。
1、新型コロナウイルスの複製を阻害し、感染した細胞培養において48時間でほぼすべてのウイルス物質を消失させる。
2、感染した患者の家族間のCOVID-19の感染と発症を防ぐ。
3、軽度から中等度の疾患でも、発症後早期に治療することで回復を早め、悪化を防ぐ。
4、入院患者の回復を早め、集中治療室(ICU)への入室や死亡を回避する。
5、国民全体に配布・使用されている地域では、症例死亡率の顕著な低下をもたらす。
イベルメクチンはCOVID-19の初期症状から重症に移行する進行を防ぎ、重症患者の回復を助け死亡率を低下させるデータを示していると主張し、米政府に対しイベルメクチンに関する医学的証拠を迅速に検討するように求めた。
一方、WHOは3月31日に、「証拠が非常に不確実」だと指摘し、治験以外では「症状の内容や期間にかかわらず、いかなる患者にも使用すべきではない」との声明を発表した。
現在、国内のイベルメクチン臨床試験は、北里大学が医師主導で取り組んでいるだけだ。資金不足と被験者の患者不足で、多くの資金と被験者を必要とする臨床試験を行うことができるのは、巨額の開発費を投じた新薬を世に出そうとする大手製薬会社だけ、というのが現実。
イベルメクチンはとうに特許が切れ、ジェネリック薬剤がインド、中国などで大量に製造されている。最初に開発したメルク社は、治療薬としての臨床試験をやる気はなく、別の新薬開発に取り組んでいる。
わざわざ新薬を開発するのは、特許権のなくなったイベルメクチンをいまさらCOVID-19の治療薬として適応を取り付けても、メルク社にとって、イベルメクチンは、もはや利益のない薬剤なのだ。
アメリカでメルク社が、イベルメクチンによるCOVID-19治療に否定的なのも、こうした事情と無関係ではないだろう。新たな特効薬が世に出るまで、イベルメクチンは「効果なし」であってほしいとの思惑があるのでは、と疑う声すらある。
以上です。
というわけで、WHOも否定的、メルク社もイベルメクチン治験をしたくないようです。
メルク社は新薬の特許で利益を得るべく新薬開発を急いでいるようです。利益にならない薬が効いてもらうと儲からないので困るんでしょうね。
人の命よりも利益が大事なんですね。世知辛い。
また、この記事には最後にインドの感染者急増についても触れています。
いまインドで、COVID-19感染症が急増してきた。インド政府は、まだイベルメクチンを治療薬として承認していないが、インドで最も人口が多いウッタル・プラデーシュ州(Uttar Pradesh)では、州政府の承認を得てイベルメクチンがCOVID-19の治療に使用されている。
この記事は4/28付けちょうどインドで感染者が急増している最中に出たもので、イベルメクチンを使用しているとあります。
下のグラフをみると、ちょうど5月初めを境に急激に感染者が減ってしまいました。
この時インドのワクチン接種は1回接種は9.7%、2回接種は2.4%とかなり少ないので、ワクチン接種が要因じゃなさそうです。
ワクチンに効果あるなら、5000万人がワクチン接種している日本ではとっくに感染者が下がってないとおかしいです。
このことからも個人的にはイベルメクチンに期待してます。
ちなみに日本では「興和」という会社が治験を実施しているとのことで、続報を待つしかないですね。
今は新型コロナは2類で感染症指定医療機関でしか診療できません。
このため、世界一の病床数を誇る日本において、現在新型コロナ用に確保されているのはわずか数%の病床しかなく、このベッドが足りなくなるとなぜか「医療崩壊」というパワーワードが出てきます。「コロナ用病床不足」って言えばいいのに。
だから、新型コロナ用以外の普通の医療機関のベッドはほとんど空いているのに、そのことにはテレビでは触れません。(報道しない自由があるとのこと)
以下記事引用
現在の枠組みでは医療費はすべて公費で負担されています。そのため、PCR検査を受けても、コロナ病棟に入院しても、高額な点滴治療を受けても、お金はかかりません。
しかし、5類感染症にした場合、検査費用(PCR検査、画像検査、血液検査など)、治療(例:レムデシビルは5日治療で約38万円の薬価)、酸素投与、人工呼吸管理などは最低3割負担の支払いになります。医療費が高額になるため、おそらく高額療養費制度を用いることになりますが、それでも「えっ、こんなに高いの!」とビックリする自己負担額になることは間違いありません。
いろいろと困るよって記事ですが、
その中でも医療費がかかって困るってことですが、この財源はどこから来ているのか、、、
70代、80代以上の方が新型コロナで重症化した際に誰がお金を払うのか、、、
全部税金ですね。これから日本国民が支払います。
ちなみにレムデシビルに関してはかなり高額なんですが、
WHOからはまったく効果なしと言われてます。WHOが効かないというと逆に効くのかと思っちゃいますが、、、
各国WHOの方針を聞いたり無視したりとなんだか統制が取れてないですね。
あと個人的にレムデシビルについては気になっていることがあります。
厚労省の診療の手引きは現在 第5.2版となっていますが、
2)肝機能障害、下痢、皮疹、腎機能障害などの頻度が高く、
副作用として、多臓器不全、敗血症性ショック、急性腎障害、低血圧が報告されている。
第3版くらいまで、副作用について気になる文章があったんですが、最新版の5.2版では消されてるみたいですね。
この1年で高頻度の副作用がなくなったんでしょうか?
テレビでは新型コロナの後遺症が取り上げられることがありますが、レムデシビル投与は中等症Ⅰ~重症までに幅広く投与できるみたいで、
もしかするとレムデシビルが中等症以上の新型コロナ患者に投与されて、薬の副作用で後遺症になるなんてことないですかね?
いや考えすぎですかな。
厚労省の中では高頻度の副作用はなくなったようですしね。。。