昔、看護師として病院勤務していた時、人間関係の劣悪さに嫌気がさしていたことがありまして。
それで1年ほど勤務した後に辞めた事があります。

人によって態度を変えたりサボっていることを周囲に言わないように圧力をかける婦長、そんな婦長へのストレスから優くて患者さんに人気があった看護師の一人の持ちものを隠したり、わざと嫌な仕事を押し付けたり影口を言ったり、時には暴言を吐いたりして…
僕自身も内部のしがらみの被害にあったことが少なからずあり、そんな状況を毎日見ていて吐き気がしてきて円形脱毛症になってしまいました。

その優しい看護師の方は次第にやつれていって辞めてしまいました。
続くように僕も辞めて、それから2年ほど看護師のアルバイトをしていたんですよね。

検診センターのアルバイトや血液センターのアルバイト、企業看護師のアルバイトなど、気ままにできる看護師のアルバイトに随分荒みきっていた心を現れました。
患者さんもあんなところに入院していたら病気が悪化するだろうなぁ、なんて仲がよかった患者さんのことを思い出してみたりしていましたが。

そんなある日、気分転換に出かけたツアー旅行に、以前勤めていた病院にいた優しかった看護師さんと再開したんです。
お互いにはじめはわからなかったのですが、気付いて思わず笑ってしまいました。
その方は以前のやつれていた様子はうかがえず、元気に活発そうに周囲と話していたので別人のようだと思ったからかもしれません。

「A(僕)さん、まだあの病院にいるの?」
「まさかですよ、いたらこんなに元気な顔してる訳ありません。円形脱毛症も進んで今頃つるっぱげすよ」
「えっあなたもだったんだ、わたしも円形脱毛症になったんだ。だから辞めたの。」

僕たちの共通点はその後看護師のアルバイトを探すことにしたことです。

「わたしツアーで知り合った方と結婚したんだ」
「ええっいいなぁ、僕もツアーナースに応募しようかな」
「おすすめだよ」

看護師アルバイトは、疲れた心をいやすのにも最適かもしれませんね。