一昨日、胸の腫瘤の摘出手術をしました。
乳がん検診で引っ掛かり、細胞診をして偽陽性というグレーな結果だったため、白黒はっきりさせるために、摘出することになったのです。

手術は外来で午後3時からのため、ぎりぎりまで仕事をしてました。

更衣室でガウンに着替え、3時10分前に手術室に入り、手術台に横たわる。
予定時間は20分。
想像では、局所麻酔なので、横になったら胸を出し、すぐに始まるのかと思ってたら、ちゃんと心電図や酸素モニターも着けてくれた。点滴をして、両腕を広げて固定され、からだ全体に布を何枚もかけられ、がっつり手術される人の状態になった。

先生は3人、看護師さん2人。5人でやってくれた。
一人は若い先生。上の先生に指導受けながらやっていたので、若干不安(^_^;)

麻酔をかけてもらったけど時々痛くて体に力が入ったりビクッて動いてしまったりして、何度か麻酔を追加してもらった。

先生いわく、乳腺には麻酔は効きにくいので痛いの分かるんだけど、そこは勢いでやらないといけない、と言っていた。

そうなのか。。

手術中は時々やって来る痛みが怖くて、悠長に目を閉じてなんていられない。でも目を開けていても、見るところもない。

何もない天井を見つめてるだけ。

何もない、といっても唯一ライトはある。

ひたすらライトを見つめ、made in Franceと書いてあるのを何度も読んでいた。

手術は予定通り20分ほどで終了。

手術中の体位は、ほんの少し左胸を上になるように台を傾けていた。
終わってから台を水平に戻された時、斜めの体勢に慣れてしまっていたため、逆に左が下がった感覚になった。

傷は溶ける糸で皮下で縫合し、仕上げに表面はボンドをつけてくれた。なので抜糸は不要。
ガーゼを貼るのにテープかぶれを起こしやすいと言うと、皮膚保護材を塗布してからテープを貼ってくれた。

最後に取れた物を触らせてくれた。
まさにグミのような感触(脂肪と乳腺)の中に硬いクリクリしたものが触れた。

実質20分の手術だったけど、手術室にいたのは何だかんだと1時間だった。

会計で1万円ちょっと支払いし、麻酔がまだ効いてて痛くないので買い物して帰りました。

その日からシャワーもOKだった。最近は毎日30℃越え。5分歩くだけで汗が吹き出てくるので、こんな夏日にはシャワーOKは有難い。

夜になったらズキズキしてきたのでロキソニンを飲み、就寝。

いらない物(腫瘤)を取ってもらい、きっちり治療をしてもらったことにスッキリした気持ちになれた。

慢性疼痛や麻痺に対しての通院て、何日通ってもなんだかいつもモヤモヤが残るし、効果も実感ない。
なので今回は充実した受診日だった。

ただ、細胞の結果はこれから。
摘出した腫瘤を病理検査に出してもらってるので、最終診断が後日判ることになる。

ただ、摘出したものを見たら、イビツな感じがないので多分良性だろうということなので、あまり心配はしてない。

今日は傷の回りが青くなってる。
それが消えて、ボンドが剥がれたら傷は完治。

これで、ひとつ問題が解決するはず(^-^)