こんにちは インテルナ パリーです。
きょうは 手織り緞通の端についている房の修理の話です。
ペルシア絨毯は、経て糸に、パイル糸と呼ばれる色糸をひと目ずつ織り出し
紋様は色糸の先をナイフを使って立毛させることによって創られます。
そして、織り終わると、経て糸として使っていた先を切って房にします。
長年、使っているうちに 房はすりへって短くなったりしますね。
今回はその房を修正し新しく付けかえるデモをご紹介します。
擦り減った房は絨毯の根元までカットし、新しいシルクの糸で植えつけていきます。
その房の糸は5本のシルクの糸を撚り合わせて作っていきます。
1本づつ 絨毯にうえつけていきます。ほんと、根気のいる仕事です!
でも、工程はこれで終わりません。
これから、房の糸を何本かづつ結んでゆきます。互い違いに、3センチ位かな。。
これが、緻密でとてもきれい!
彼は イラン人で、14歳の時から 母親に教えてもらって、今に至っているそうです。
手織りじゅうたんの補修は ほとんどできるそうです。
例えば、穴が空いてしまった場合など、新しく経て糸を埋め込んで 色糸を結んでいきます。
高額な商品だけに 2代、3代といつまでも、大切に伝えていってほしいと思います。
こんなになってしまったけど、直るのかしら?と思っていらっしゃる方
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