先日、久しぶりに本屋さんに行きたくなって、訪ねてみたのですが。
二軒あった町の本屋さん、もう一軒は何日か前に通りがかったら知らない間に空き店舗になっていて、軽いショックだったのだけれど、健在のもう一軒を訪ねた。

新刊コーナー、ビジネス書、この日は諸雑誌のコーナーも見て回る。
少しは予想はしていたのだけれど、これほどとは!
新NISA、イデコ関連の書籍のコーナーがすごい広さを占めていた。それに相続。
世の中の人がこんなにもお金に関心が向いている、情報を求めている人がたくさんいらっしゃる。その答えがあれほどの広いコーナーに表れていたのだと思うのだけれど、果たしてどれほどの人が解決できるのか⁉
情報量が多すぎる。というのが感想。理想の一冊を選ぶのは至難の業だと思ったのが正直なところ。町の本屋さんの書籍だけでこの感じ、ましてやネットにはさらに超大な情報があふれている。

私がダイジェストでシンプルなお金のセミナーを企画するのは、やはり意味があることだと方向性が間違っていないことは確信する。実際に聴きに来ていただけるかどうかはちょっと横に置いておくのだけれど…!

いろんな情報は、ノウハウものが中心だと思うのですが、情報に溺れてしまうその前に、新NISAでもイデコでも、変額保険でも。まずどうして今このお話なのか、長期投資の考え方や、皆が勘違いしがちなことなども含めてとても分かり易く解説されている。専門家ではなく、投資って怖い、と思っているごく一般に人向けに超専門家でいらっしゃる著者が分かり易く解説されている。投資の本にありがちなイケイケ系のものとははっきり一線を画す、ちゃんと地に足の着いた一冊だと思う。のでノウハウ本を選ぶ前に読んでいただきたいおススメの一冊です。次の本を選ぶまっとうな基準が分かる大切な情報だと思います。
そして、文字は少し小さめだけれど、内容はとてもやさしい言葉で書かれているのが嬉しい、とても読みやすい一冊です。

つみたて王子、こと、中野晴啓さんの著書、「誠実な投資」 2カ月前に発売の新刊です。