交換のーと
はじめから
ぜんぶわかってた
ひどく当たり前のこと
もっと早いうちに
口にするべきだった言葉
そこに幸せなんてあるはずなくて
ずるさと後ろめたさと葛藤しかない
それに目を背けて
無理に正当化するしかなかった
だけど言葉がなくたって
お互いの気持ちが繋がって
触れ合ったところから
痛いほどに想いが伝わる
そのほんの一瞬だけは
何にも考えずに
ずっとこのままで…と
願ってしまう私がいる
最低なやつだと
ずるくて卑怯なやつだと
責めてののしって
そんな簡単な方法で
離れられればいいのに
どうしてそれが出来ないんだろう
だけどもう
お互いに甘え合うのは終わり
選択しなきゃいけない答えは
もうとっくに出ている
どっちがずるいとか
どっちのせいだとか
言い合っても結局おあいこ
だから相手のせいにする
そうするしかないから
最後だと言い聞かせて
自分の意思の弱さを責めて
さようならと
ありがとうを告げる
これでもう2人の時間は終わり
最後までずるい私は
一言またねを付け加える
いつの日か
ぜんぶを笑って
友達だからねと話せるように
ずっとずっと
ずっとずっと
耳に残るメロディに
今はまだ心を浸して
ずるくて弱い自分といつか
さようならできますように
その日まで
さようなら
互いの想いには気付いていて
それでも一緒にいることは選べない
もしもあの時
寄り添って進む道を選んでいたとしたら
どこかで
ぶつかって争って嫌いあって
今のように
想いあい傷つけあうことはなかったかもしれない
もう2度と
会わずに済んだのかもしれない
だけど2人は
1番ずるい方法で
お互いを守ったままで
ずっと繋がっていられる形を選んだ
見えそうなものは見ないで
見たくないものだけは見えて
声にも言葉にも形にもしないけれど
たしかにそこにあるものに
お互いにとっくに気づいている
所詮
美化された悲しい恋物語だけど
想像せずにはいられない
もしもハッピーエンドだったならと
同じ気持ちだから
繋がってるから
ベタな恋愛ソングのように
純粋で美しくなんかないのに
汚くてずるくて曲がっている
それを私は真の愛だと思ってしまっている
そんな私のもとに
本当の幸せは訪れるのですか?
2017.1
いつもそう
隣にいると安心してしまう
寄りかかって
居心地がよくて
だから全てを忘れてしまう
あなたには愛する人がいて
あたしにも信じられる人がいること
会わない間はなんてことない
何もなかったことにできるのに
顔を合わせて横に立って
触れ合ってしまうと
全てが蘇る
離れたくなくて
離したくなくて
ずっとそばにいてほしくて
朝になると
それはまるで夢だったかのように
ひどく曖昧で消えそうで
ぼやけていることばかりだけど
たしかにそこに残るのは
言葉には決して出来ない想い
消したい気持ちが
1番消えてくれなくて
あたしは今どう しようもなく
しょうもない女だ

