8月13日

世間はお盆真っ只中。

私は、平常通りのお店の営業で常連さんや新規のお客さんの対応に忙しく追われていた。

お盆だからか、この数日は普段は来られないような家族連れや若いグループが来店する。

新規さんに粗相の無いようにと、いつもにも増して緊張するので、あまり新規は受け入れたくないのが本音😅


この日も常連さんが先に帰り、最後に残ったのは、新規の家族4人と私の彼だけ。

最近彼は足が弱ってるので、仕事が終わるまで待っててもらって、一緒に連れて帰るのが日課だった。

店の営業は10時までで、その時の時刻が9時20分を過ぎていたのでラストオーダーを聞いて、最後の調理に取り掛かっていた。

ガターン❗❗

とイスの倒れる大きな音がして、不意に客席に目をやると、彼が椅子とともに豪快に転んでいる。

作りかけの料理を放りだして彼のもとに駆け寄って抱き起こすと、頭が赤くなっている。

柱の角でぶつけたのか、頭頂部付近から流血してるのがわかった。

救急箱を取り出し、ガーゼと包帯で頭をぐるぐる巻きにして、長椅子に座らせて少し考えてから、お客さんに

「あの、申し訳ないのですが、今すぐに店を閉めてもいいですか?」

と尋ねると、お客さんも事情を見てわかっているので、快諾してくれた。

取り掛かった料理も放置して、冷蔵庫にしまうものだけ片付けて、食器などは机に放りだしたまま自宅に車を取りに戻り、夜間診療をしている病院を#7119にダイヤルして教えてもらった。

向かってる途中も、彼は

「もう大丈夫やから、帰ろう〜」

とか呑気なことを言っている。


電話で事前に事情を説明して、オッケーを貰って病院に到着し、夜間入口を通ると、問診などの諸々の手続きを済ませて、処置室に通された。

彼の病気の事を説明して、服用してる薬などを聞かれ、CT検査をしてやっと処置が始まった。

私は中待合で座ってたけど、数分で呼ばれて彼のもとに行くと、ぶっといホッチキスが5、6ヶ所止められた頭を見せられた。

今時は、縫うとかしないのね…。

などと思いながら、ガーゼを当てられ、ネットを被せられ、マスクメロンくんに変身した(笑)

来週また抜糸をしにいかなくてはならないらしい…。





お会計は10,840円😱

時刻は夜の11時半…

私は明日も朝4時半に起きて、1日3600円の副業のバイトに行かなくてはならない…。

私の3日分のバイト代が一瞬で飛んでいった🤣

ホントに怪我が尽きない…。

しかも、どれだけ気に掛けていても、いつもちょっと目を離したスキに何かが起きる。

油断も隙もないね、マスクメロンくん…😓

最後まで読んでいただきありがとうございます😊

次回に続く!!