「うちの子、
ダメすぎて嫌になる!」
そんなお悩みよく聞きます。
すぐ「できない」と言う。
なのに努力しない。
このままじゃほんとダメな子になる。
そんな風に心配なわけです。
だからその
『ダメなとこ』
を修正しようとする。
きつく叱って、
もとい怒鳴ってでも
修正しようとする。
それが子どもの
*幸せのため
*将来のため
だからと。
だけどそれが子どもの
自己肯定感を下げ、
攻撃性(実は防衛)を引き出し、
親子関係を悪化させる。
そもそもその子は
「幸せ♪」
と感じられていない。
だったらやめればいいのに
どうしても
「この子のために」
が止まらない。
どうして?
それは、
そうする親自身が、、、
・
・
・
「私はダメ」
と劣等感を抱えているから。
自分を「ダメ」と思う人は
わが子の「ダメ」が許せない。
子どもの「ダメ」が見えると
隠し持ってきた
「私はダメ」
が刺激されるから。
するとなんとも不快な
恥辱感が湧いてくる。
それは身を焼くほど
不快で抱えがたい感情。
だから取り除きたくなる。
だから
その感情の引き金を引く
「わが子のダメなとこ」
を修理しようと躍起になる。
じゃないと
自分の恥感情が、
劣等感が、
いつまでも拭えないから。
じゃあなんで
その親はそんな劣等感を
抱えてしまったの?
それは、、、
・
・
・
その親も同じ様に
「ダメ」と見なされ、
”親の愛”という美名の下に
修理・改造されてしまった。
(実際は改悪かもだけど)
じゃあその親の親は
なんでそんなことを?
以下、同じものが延々つづく。。。
この悪循環、
もとい世代間連鎖は
放っておけばわが子まで
同じ落とし穴に陥りかねない。
そんな不幸を
わが子に与えたくないなら、
私たち親が自分のことを
最優先で救ってあげるべし!
具体的に何やればいい?
何をやるかのその前に、
絶対にやっちゃダメな
ことがひとつ。
それは
↓
↓
↓
===========
他人から認めてもらえる
自分になろうと頑張ること
===========
これ、やればやるほど
自分の価値を他者評価に
\依存!/
してしまうから。
そうなると
いつまで経っても他人軸。
「周りは私を良い親と
見てくれているだろうか?」
「ダメな親と思っては
いないだろうか?」
そう思うと不安になる。
その不安を取り除きたくて
また子どもの「ダメなとこ」を
修理しようとする。
出口のない悪循環です。
ここから脱する最初の一歩は、
こんなことを振り返ってみる。
「私はいつ、どこで、
劣等感をインストールしたんだろう?」
生まれつき劣等感を抱えた
子どもなど存在しません。
どこかでインストール
してしまっただけ。
大抵は
『人の言葉』
それも
『重要な他者』
ならインパクト特大。
ここに気づけたら
間違ってインストールした
言葉を赤ペンで訂正すべし!
Before
「私はダメ」
↓
赤ペンで修正
「私はダメ」
↓
After
「『私はダメ』を
あの日あのとき間違って
インストールしてただけ」
劣等感なんて厄介なの
世代間連鎖させたくないなら、
ここからやってみるのが吉なり!