*私の公式サイト内ブログからの転用記事です*

 

 

自称、子どもの心の代弁者!
子育て感情トレーナーの高澤です。 




唐突ですが質問です。




「幸せだな〜♪」
と感じながら生きている人

「不幸だわ・・・」
と感じながら生きている人

違いはなんだと思いますか?




先日のグループセラピーで
メンバーにこの質問をしたところ

・お金があるかないか
・(能力的)出来が良いか悪いか
・周りから認められているかいないか
・人から好かれるか嫌われるか
・自信があるかないか
・子どもが期待通りかそうでないか
・すごい資格を持っているかどうか
etc.




他にも色々出ましたが、
全ての答えに共通するものは

/
◯◯があれば幸せ(*≧∀≦*)
ないと不幸_| ̄|○
\

ってことです。




だからこそ
「私は不幸…」と
感じている人は

◯◯という幸せアイテムを
求めて彷徨うのでしょうね。




でもですよ、
世の中にはその◯◯が

*あるのに不幸_| ̄|○
*ないのに幸せ(*≧∀≦*)

って人もたくさんいるわけで。




ちなみに私も
持ってない◯◯膨大ですが、
お陰さまで幸せ感じながら
生きております<(`・ω・´)




じゃあ結局何が違う?




まさにそこに
★幸せスイッチの秘密♪
が隠されているんです。




たとえば
元気にはしゃぐ子を持つ
2人の親を比べてみてください。




<A子さんの場合>
その姿を見て
「元気で何より!」
「うちの子可愛い♪」
と思う。


だから
幸せ(*≧∀≦*)
と感じている。




<B子さんの場合>
その姿を見て
「もう嫌だ!無理!」
「なんで私だけこんな目に…」
と思う。


だから
不幸_| ̄|○
と感じている。




違いはなんでしょうか。

・性格?
・人としての器量?
・親としての資質?
・子育ての能力?
・ネガティブ思考?




正解は、、、

・

・

・

=============
「幸せ」を感じやすい人は
つながりに幸せを感じる
【心の平安センサー】
が起動しやすい人

   vs

「不幸」を感じやすい人は
脅威に備えるための
【闘うか逃げるかセンサー】
が起動しやすい人
=============



ここでは仮に
・前者=穏やかセンサー
・後者=闘争逃走センサー
とします。




◯◯の有無が
幸せや不幸を感じさせる
ってわけではなくて、

起動しやすいセンサーが
違うだけなんです。




この違いに
育ちが大きく関係します。




子どもの頃のわが家で

*安全
*絆
*存在肯定
*限界設定(ここまではOK、そこから先はNGを示すこと≒叱り)

をたくさんもらうほど
穏やかセンサーが起動しやすくなり、

*危険や脅威
*拒絶、嫌悪、無関心
*批判、否定、貶め、嘲笑
*一貫性のない関わり
*支配や要求(べき)

がたくさんあるほど
闘争逃走センサーが起動しやすくなります。




だから出来事が同じでも
前者は幸せを感じやすく、
後者は不幸を感じやすい。




それが違いなんです。




しかもこれは
脳や自律神経が
「生き延びる」ために
作動させている仕組み。




意志の力とやらでは
変えることができません。




さらに困ったことに、
親の闘争逃走センサーが
起動しやすいと、

「ま、いっか」と
流してもいいレベルの
子どもの在りようにまで

\闘うか逃げるか!/

で反応してしまう。




すると何が起こるか。




そうです。

わが子もまた
「闘うか逃げるか」
のセンサーのほうが
起動しやすくなるんです。




その結果わが子もまた

・些細なことで闘う(怒り)
・些細なことに構える(恐れ)

という生き方に
なってしまう。




これこそが
世代間連鎖。。。




まさかのまさか、
脳や自律神経系という
大元の仕組みでこの不幸は
続いているということです。




このままだと
自分もつらいけど、

わが子にまで
同じつらさを
刷り込んでしまうことになる。




「それでも構わない!」
という方はこの先は読まずに
ここでストップしてください。




「嫌だ!どうにかしたい!」
という方は下記をぜひ参考に
してみてくださいね。




具体的に何やればいい?




それは、
闘争逃走センサーの
起動を停止させる!

・

・

・

ではありません!!!




これはこれで
脅威から身を守るための
大切なはたらき。




この機能が停止すれば
身を守れなくなってしまいます。




でも安全な場で
これが起動してしまうから
とってもしんどくなる。




ということで
ここでやるべきは、、、

・

・

・

★ーーーーーーー★
穏やかセンサーを
起動してくれる
スイッチを見つけて
それを押しまくる!
★ーーーーーーー★




地味で些細だけど、
自分に、、、

*心地よい
*穏やか
*ほんわか
*落ち着く
*肩の力が抜ける
*ほっこりなる
*笑みがこぼれる

などといった感覚を
感じさせてくれるものを
リストアップする。




それこそが
幸せスイッチ!
^^^^^^^^^^^




それを日常生活の中に
散りばめる。




闘争逃走センサーが
起動してもそれを
取り除こうとせず、

今ここで押せる
幸せスイッチを押す。




まずはそこからです。




たとえばこんな感じ。

  ・
  ・
  ・

駅からの道を歩いていた。


前から歩いてきた人が
ジロッとこっちを見た。


「闘うか逃げるか」
の闘争逃走センサーが
自動で即座に起動した。


怒りのような恐れのような
そんな感情が自動で湧いた。


でもそれはそのままにして
今ここで穏やかセンサーを
起動してくれる
幸せスイッチを探した。


視線を上げると
青空と夕焼けが混ざって
とても綺麗だった。


それを眺めながら歩いた。
(幸せスイッチオン!)


そのまま歩いていて
気づいたときには
ほっこりなっていた。
(穏やかセンサー起動!)

  ・
  ・
  ・

ちなみにこれは
昨日の私の実例です 笑




穏やかセンサーを
起動しやすくするほど
日常で「幸せ♪」を感じる
頻度は爆上がりしますよ。




それどころか!

☆幸福感
☆リラックス
☆愛情
☆感動
☆感謝
☆自尊感情
☆信頼感
☆親密性
☆ゆるし

などなどのすごいものが
内側で育っていきますよ!




そこに辿り着くためには、、、

*センサー起動に素早く気づく練習をする
*自分の幸せスイッチを棚卸しておく
*闘争逃走センサー発動→即幸せスイッチオン!




これ、
すごく役立つのでお勧めです。




とはいえセンサー(自律神経)は
あと一つ別のもあるし、
複数のセンサーが同時発動、
なんてことも起こります。




なので、

穏やかセンサーを根本から
高機能!にしていきたい方、

他のセンサーも含めて
もっと詳しく学んで
幸せ♪を増やしたい方は、

ポリヴェーガル理論を
参考にしてみるといいですよ。




日本語だと
多重迷走神経理論(汗)




余談ですが、
私がこの理論に最初に
出会ったのが10年ほど前。




この理論をベースに
外国の公的機関でサイコセラピーを
されていたセラピストの方と
たまたま繋がることができまして、

そこでいただいた知識と技術を
まず自分に徹底的に使い倒して、

それを支援の場でも活用してきました。




当時は目も当てられぬほど
へっぽこでしたが、

お陰さまで今では
自由自在に活用できるくらい
になりましてね。




継続は力なりって
ほんとなのね~と
痛感することしきりです。




この理論、最近では我われの
業界ではブームみたいになってて、
洋書、邦書問わず出版物多数ですわ。




10年前の当時は
この理論に触れた邦書はゼロ、
洋書も記憶する限り1〜2冊と
超とほほ状態だったんですけどね(涙)




でも運よく超専門の方と繋がれて
自分自身も支援業務も大幅に
楽になりました♪




その方には足を向けて
寝られないほど感謝感謝です。
(近年お会いしてないので
お名前は伏せておきますね)




あれから10年。

お陰さまで今では
道端の小さい花を見ただけで
涙することもあるくらい( ̄▽ ̄;)




ということで、
** name1の値 **さんも幸せの感度を
爆上げしたいなら、

能力だの評価だのといった
◯◯(幸せアイテム)を
探すのとりあえず脇に置いて、

とにかく自分専用の
幸せスイッチを
押しまくりましょう!




急激な変化はなくても、
やっているうちにある時、

「あれ?なんか楽になってない?」

って日が訪れますから。




自分が今よりもっと
「幸せ♪」を感じたいなら、

わが子にももっと
「幸せ♪」を感じさせたいなら、

今日の記事は自信を持って
お役に立つと宣言できます。




トラウマを扱うのと違って
危険がなく安全ですからね。




余談の余談、
子育て中の親御さん向けに
この内容で年内に本を書く予定。




詳しく知りたい!
方はもうしばらくお待ちください。




その前に久しぶりの
勉強会やりましょうかね。




合わせて
乞うご期待!!!