予定日が近づくにつれて不安がどんどん大きくなっていった。


カイチは毎日抱きしめてくれた。


予定日が過ぎても陣痛は来なかった。

心配になってカイチと一緒に病院に行った。


この日から入院する事になった。
入院用の荷物はいつ陣痛が来てもいいように車に積んでた。
安定期に入ったので、カイチと一緒に色んな所に出掛けた。


色んな人が「あんなに幼いのに妊娠してるの?!」とか「産む気なのかしら?」とかどんなに小さい声で話していても聞こえた。


聞こえるたびにカイチは繋いでいる手をギュッと握ってくれた。
悪阻は酷くなかった。

でも無性にグレープフルーツが食べたくなって、毎日食べてた。


そして、安定期に入りお腹が徐々に目立ちはじめる。
この時すでに学校には事情を話し、行ってなかった。