今から 50数年前の5月、生後7か月の長男は

川崎病で亡くなりました。

 

もうすぐ 命日がやってきます。

 

時々 今も もし生きてたら どんな人になってるかな と

想像してみます。

 

でも あまり良い方には 想像しないのですよ。

 

だって 良い方に想像するより 悪い方に想像したほうが

諦めがつきやすいでしょ。

 

50数年前だから 今 生きてたら 中年の おっさん。

 

パラオ父に似たら 真面目で 勤勉で 優しい(ほめ過ぎ?)、

が、きっと パラオ父には似なかっただろう(と 思いたい)。

 

多分 私に似て いい加減で 適当で なまけもの。

 

   

         (いらすとやさん より)

 

いやいや、もっと 酷い オヤジになってたかも。

 

酒乱、ギャンブル狂、借金、結婚しても 家庭内暴力で 

妻子に逃げられ、他の女性に狂う。

 

もう 絵に描いたような 地獄の人生叫び叫び叫び

 

・・・なんて 想像してたら いなくなってしまった

悲しみが薄れるのです、いなくて良かった なんてね。

 

私の中では 息子は 今も あどけないままの 姿です。

 

一番思い出す場面は、うっかり 手の届くところに置いてた

板チョコを手に取って、少し生えた歯で噛んで 口の周りを

チョコだらけにして にこにこ 笑ってた姿です。

 

     

  (いらすとやさん より、加工してます)