香取市伊地山の化石 【 トウイトガイ 】 | 関東化石採集の旅

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皆様、こんにちは。
今日は、いつもより早い時間に更新です!
連続更新、第九日目。
伊地山の化石シリーズは、第30日目になりました!

今夜も小型のエゾバイ科です。
下総層群ではお馴染みの巻貝で、少数派ながら全ての層順で採集されています。



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エゾバイ科
和名 : トウイトガイ
学名 : Siphonalia fusoides ( Reeve , 1846 )
殻径 : 18.27mm
殻高 : 31.31mm
産地 : 千葉県香取市伊地山
産出頻度 : 普通
特徴 : 殻は縦に長い紡錘形で小型。殻質はやや薄い。縦肋は極めて弱く、細い螺肋が多数ある。体層は丸く膨れ、殻口は広く、外唇は多少厚くなり、内壁に細い肋状の襞がある。水管溝は広く、多少のびひる。別名は【 ウスイロミクリ 】
現生種は、本州から九州の水深10m~100mの細砂底に生息。


昨日の【 マユツクリガイ 】に類似していますが、螺塔が低いこと。螺塔に縦肋が無いこと。水深部がねじれないことの三点について大きな違いがあります。
どちらも同じ大きさであることが多いことと、同じ産地で採集できることから、現地では判断が難しいかもしれません。




【 おまけ 】
今日、畑で収穫したお化けゴーヤです!

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重さが810gもありました!
普通のゴーヤの3倍あります。(^o^)
ゴーヤチャンプルにしたら、とてつもない量になりそうです!