皆様、こんばんは。
久しぶりに一般公開の記事で更新です。
今夜は先日 (7月26日 (日) ) に、いちじくさんと一緒に採集した化石の成果を一部だけ公開いたします。
いちじくさんの成果とは違い、貝化石ばかりの掲載になりますが貝殻大王だけに勘弁してください
。
コロモガイ科
和名 : トカシオリイレボラ
学名 : Cancellaria ( Habesolatia ) nodulifera ( Sowerby , 1825 )
殻径 : 31.82mm
殻高 : 43.23mm
この産地の当該種は小型の個体が多いようです。これより小さい個体も含めて、当日は5個体も採集できました。
コロモガイ科
和名 : オリイレボラ
学名 : Trigonostoma scalariformis ( Lamarck , 1822 )
殻径 : 8.82mm
殻高 : 15.31mm
大日層から産出する『 クロダオリイレボラ 』の子孫と考えたら、嬉しくなってきます。下総層群から初めて採集しました。
ここからの2種類は、名前が分かりませんでした。御存じの方がいらっしゃいましたら、是非、コメントをお願いいたします。
【 不明種の第1弾 】
クダマキガイ科??
和名 : ???
学名 : Ophiodermella sp.
殻径 : 8.65mm
殻高 : 25.17mm
特徴 : 殻は細長い紡錘形で小型。螺層は弱く膨らむ。殻表は弱い螺溝を巻き、間隔は不均一。また、体層の中央部付近では螺溝は消失している。フデガイ科に多く見られる軸唇部の襞は見あたらない。
当該化石産地からは多産しますが、名前が分かりません。日本近海産貝類図鑑P538に掲載されている『 キバミフデ 』に類似していますが、なんと!正誤表には『 キバミフデ 』⇒『 不明種 』になっています!
( ;∀;)
【 不明種の第2弾 】
ニシキウズガイ科
和名 : ???
学名 : ???
殻径 : 10.06mm
殻高 : 11.28mm
特徴 : 殻は円錐形で小型。各螺層部の側面は膨らみが無く直線的になる。殻表全体に細かい顆粒状の細かい螺肋をめぐらし、縫合部は浅く帯状に凹み、凹部の顆粒のみが周囲に比べて大きくて粗い。殻底の螺肋は顆粒状にならない。臍孔は開かない。
『 コシタカエビス 』や『 トウダカエビス 』のように螺層が階段状の構造にならずに『 マキアゲエビス 』ほど縫合部が深く窪まず、顆粒は粗くありません。
破損が激しい個体ですが、見たことがない形状のため、持ち帰りをして、図鑑で名前を調べてみましたが…
┐('~`;)┌
地蔵堂層の化石、侮れません。
まさか下総層群の貝化石で不明種が産出するとは思ってもみませんでした。
久しぶりに一般公開の記事で更新です。
今夜は先日 (7月26日 (日) ) に、いちじくさんと一緒に採集した化石の成果を一部だけ公開いたします。
いちじくさんの成果とは違い、貝化石ばかりの掲載になりますが貝殻大王だけに勘弁してください
。
コロモガイ科
和名 : トカシオリイレボラ
学名 : Cancellaria ( Habesolatia ) nodulifera ( Sowerby , 1825 )
殻径 : 31.82mm
殻高 : 43.23mm
この産地の当該種は小型の個体が多いようです。これより小さい個体も含めて、当日は5個体も採集できました。
コロモガイ科
和名 : オリイレボラ
学名 : Trigonostoma scalariformis ( Lamarck , 1822 )
殻径 : 8.82mm
殻高 : 15.31mm
大日層から産出する『 クロダオリイレボラ 』の子孫と考えたら、嬉しくなってきます。下総層群から初めて採集しました。
ここからの2種類は、名前が分かりませんでした。御存じの方がいらっしゃいましたら、是非、コメントをお願いいたします。
【 不明種の第1弾 】
クダマキガイ科??
和名 : ???
学名 : Ophiodermella sp.
殻径 : 8.65mm
殻高 : 25.17mm
特徴 : 殻は細長い紡錘形で小型。螺層は弱く膨らむ。殻表は弱い螺溝を巻き、間隔は不均一。また、体層の中央部付近では螺溝は消失している。フデガイ科に多く見られる軸唇部の襞は見あたらない。
当該化石産地からは多産しますが、名前が分かりません。日本近海産貝類図鑑P538に掲載されている『 キバミフデ 』に類似していますが、なんと!正誤表には『 キバミフデ 』⇒『 不明種 』になっています!
( ;∀;)
【 不明種の第2弾 】
ニシキウズガイ科
和名 : ???
学名 : ???
殻径 : 10.06mm
殻高 : 11.28mm
特徴 : 殻は円錐形で小型。各螺層部の側面は膨らみが無く直線的になる。殻表全体に細かい顆粒状の細かい螺肋をめぐらし、縫合部は浅く帯状に凹み、凹部の顆粒のみが周囲に比べて大きくて粗い。殻底の螺肋は顆粒状にならない。臍孔は開かない。
『 コシタカエビス 』や『 トウダカエビス 』のように螺層が階段状の構造にならずに『 マキアゲエビス 』ほど縫合部が深く窪まず、顆粒は粗くありません。
破損が激しい個体ですが、見たことがない形状のため、持ち帰りをして、図鑑で名前を調べてみましたが…
┐('~`;)┌
地蔵堂層の化石、侮れません。
まさか下総層群の貝化石で不明種が産出するとは思ってもみませんでした。