久しぶりのブログ更新となりました。
ロンドンパラリンピックから帰国後1週間で渡米し、
新しい環境で生活しています。
もちろん、こちらでもリハビリ施設やパラスポーツの現場に
おじゃまして、いろいろと勉強させていただいています。
さて、2012年を振返るとパラスポーツ(障害者スポーツ)にとって
大きな一年だったのではないでしょうか。
米国でも、ロンドンパラリンピックは
過去にない最も成功を収めたパラリンピックだったと
伝えられています。
また、国際的に「パラスポーツ(ParaSport)」という言葉が
広まった年だったと感じています。
このブログを開始した2010年には、
「パラスポーツ(ParaSport)」という言葉をネットで検索しても
何も引っかかってこなかったことを鮮明に記憶しています
(このブログ以外で)。
しかし、今日はさまざまなシーンで、
「パラスポーツ(ParaSport)」を目にすることができます。
一時期は、「パラスポーツ(ParaSport)」ではなく、
「障害者スポーツ」「障碍者スポーツ」「障がい者スポーツ」
「アダプテッドスポーツ(Adapted Sport)」
「アダプティングスポーツ(Adapting Sport)」
「ユニバーサルスポーツ」等々の呼称の面で、
さまざまな議論がありました。
スポーツとスポーツに関わる人への尊厳と、
第三者が容易にイメージできる名称であることが
議論の根底にあったように感じます。
最近では、スポーツに関わらず様々なシーンで
パラ○○という言葉を目にします。
最も新鮮に感じたのは、ロンドンで
パラ-オーケストラという言葉を耳にした時でした。
2013年を迎えるにあたって
大きな目標を公言することはできませんが、
一つ一つの出会いや経験から多くのことを学び、
Seeyou around !!
文責:室谷