防災訓練には20年ほど参加してきた。
孤立した人員の救助、搬送などだ。
各自治体はハザードマップを作り、避難訓練や防災訓練をやってきた。
しかしいつも思うことは、イベント化して緊張感や組織連携は?だった。
安全管理が先行して、実戦向きな訓練ではなかったのだ。
今回の大震災の救助では、ほんとに貴重な体験をした。
「想定外」とういうが基準などあって無いようなものさ。
自然のエネルギーを甘く見てはいけない。
しょせん机上の理論にすぎない。
今の時代にどっぷりとつかってしまった私らは反省すべきなんだろうね。
国家に頼らず自ら行動する、行動できなければいけない。
国家やシステムを疑い、あまりに依存しないで、最後は自分で自分を助けることができなければ、
人間としての義務・能力がなくなる。
国が何とかしてくれると考えるのは違うのだ。
自分で考え行動する癖を身につけなくてはいけない。
これからの子供には耐える体験をさせるべきなのだろう。
18歳になったら、サバイバルと奉仕を体験させ、携帯電話から離れ、大部屋で暮らし
他人と自分を助けるのに役立つ訓練をやり、心身を鍛える事は絶対必要なことだと思う。