今月は4ヶ月ぶりに造影剤CTを撮りました。


結果は


・間質性肺炎は落ち着いている(もともとほとんど症状もなかったですが)

・KL-6の値も600台と大幅に減少

・肝機能数値は前回とほぼ変わりなし

・頚椎とリンパ節の病変は変わっていなさそう

・胸水が溜まってきている

肝臓の病変の内一部が増大している


薬が効かなくなっていました。。

ずっと体調も良かったのですが、ここ2週間ほど前から肝臓部分の痛みが出てきていたので、嫌な予感はしていました。

でもまさかたった5ヶ月で効かなくなるとは。。


ということで、9月に予約しているMRIを待たずして、すぐに次の治療に変えましょうという事になりました。


先生からは


・トラメチニブは治験では腫瘍が縮小した人もいて効果はあったようだが、自由診療となるためお勧めしない。

・IL-2を使った論文もあるが、10人ほどの使用例しかなく、データも古い。EHEは進行具合にかなり個人差があるため、途中で自然に進行が止まった可能性も考えられる。

・GS療法も報告例がとても少ない。

・ヴォトリエント減薬は前回休薬中に進行したのか薬が効かなくなっていたのかがはっきりわからないので現時点では優先順位低い。

・肝臓の病変が更に大きくなったことにより、そこから出血する可能性がある。→そうなるとすぐ救急車

・相変わらず進行が早いので、現時点ではパクリタキセル+αが一番いいのではないかと思われる


とのことでした。


先生も色々と文献や論文を調べたり、他の先生方の意見も聞いてくださったようです。


前回までは次にするならアドリアマイシンとのお話が出ていましたが、過去にこの病気にパクリタキセルが効いた患者さんがいたということで、この抗がん剤を試すのが一番いいという結果でした。


再度色々な先生方の意見を聞いてから+αのお薬をカルボプラチンかベバシズマブのどちらかに決定し、今月中から治療開始となります。


パクリタキセルは週に一度外来での治療となり、最初だけ1週間入院して体に合うかどうかを見ながらの治療となるそうです。


パクリタキセルの副作用は

・だるさ

・吐き気

・脱毛 

などなど。

これに+αのお薬の副作用が加わります。


先生にできればバイトを続けたいとお伝えしたところ、「治療後2日ほどは休んだほうがいいけど、それ以外は時短とかなら大丈夫だし、旅行とかも全然行ってもかまわない、副作用も脱毛以外はヴォトリエントより軽いと思うよ」と仰っていたので、少し安心しました。


パクリタキセルが効いてくれるか分かりませんが、まずは脱毛に向けてウィッグを買わなければ。

来月は娘の体育祭も見に行きたいしな〜

とにかく前向きに頑張ります!