LOCK OVER 89:twins sister | Troublemaker

Troublemaker

小説書いて遊んでます。

up後もガンガン
修正かけます。
全て妄想です。
ツッコミ無用で
何卒よろしくです。

RENは突然訪れた「徳羽-とくば-」という
母親と同じ姓の女性を部屋へ入れた。

徳羽 麟は、丁寧なあいさつを済ませると
手土産のお茶菓子を差し出した。

「どうも、ご丁寧に・・・・。
 それで、大切な話とはなんでしょうか。」

RENは本題を聞きたく、切り出した。

「結論から申しますと
 蓮太郎様には、御園家から養子を外れ
 徳羽家に養子に入っていただきたいのです。」

また養子縁組の話か。
RENはうんざりだった。

「一般的にはありがたいお話しですが
 私は、両親とも不明な孤児です。
 先代より守られている家柄の血を汚すことになります。
 ・・・・・・お断りさせていただきます。

 大切なお話はこれだけでしょうか?」

RENは、自分の穢れを打ち明け
麟に引き取ってもらうよう会話を促した。

「徳羽家の血は蓮太郎様の中に流れております。
 あなたを御生みになったのは
 あなたのお母様の双子の妹君、蘭-らん-様です。

 あなたを御生みになられて一か月後。
 仕事の為に、夫婦で海外へ出張された時でした。
 乗られていた列車が、落石事故に見舞われ
 蓮太郎様のご両親は亡くなられました。
 生まれたばかりの蓮太郎様は
 日本のご自宅で乳母と一緒におりました。
 不幸中の幸いとはまさにこのことです。

 蓮太郎様もご存じのとおり
 あなたのお母様の葵-あおい-様は
 病に倒れ、お子様を産めない身体になってしまいました。

 妹君の蘭様の嫁ぎ先では、既に跡取りも決まっておりましたので
 両親を失ったあなたをどこで引き取るか話し合いになりました。

 そこで一番に名乗りを上げてくださったのが御園藤次郎さまです。」


亡くなった母親に双子の妹?
・・・・・知らなかった。
いや・・敢えて知らされてなかったのか。
親父のやりそうなことだ。

「お辛いかもしれませんが
 これが、蓮太郎様のご両親です。」

麟は、蓮太郎の亡くなった両親の写真を差し出した。

美男美女だ。
確かに自分にも二人の面影がある。

「・・・・・嘘じゃない?」
「え?」

麟は、RENの問いをもう一度聞き返した。

「あぁ・・・いや。ごめん。
 なんかここの所、急にこんな話ばかりで
 自分が一体何者なのかわからなくて
 疑心暗鬼っぽくなってしまって・・・。」

「・・・・御園様からお話を伺ってます。
 お辛かったことでしょう。

 ・・・証拠と言ってはなんですが
 これは蓮太郎様の出生の記録です。」

麟は、紙を広げ、RENに差し出した。

確かに「長男:蓮太郎」と記されている。

「・・・・父と母は・・・・どんな方だったかご存知ですか?」

「私はお二人が亡くなった後に
 徳羽家へ嫁ぎましたので
 お噂しか存じませんが、
 とても音楽好きであったと伺っております。
 お二人の出会いは
 大学の音楽サークルだったそうですよ。」

RENの目から涙がこぼれた。

「ありがとうございます。
 養子の件・・・・・・少し考えさせてください。」

「もちろんですとも。
 是非、お時間を作って私どもの家に遊びにいらしてください。
 葵様の兄君・・・私の主人にも是非会って話をしていただきたいわ。」

そういって住所と電話番号が書かれたメモをRENに渡した。

「・・・・はい。
 仕事が落ち着いたら・・・伺います。」

麟は、涙をにじませながらRENを抱きしめた。

「心から歓迎しますよ。」

RENも麟を抱き返した。














 つづく 
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読んでくれてありがとう。
この小説は全て妄想です。

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