LOCK OVER 72:agreement | Troublemaker

Troublemaker

小説書いて遊んでます。

up後もガンガン
修正かけます。
全て妄想です。
ツッコミ無用で
何卒よろしくです。


菖太郎から、RENが巨額の借金を抱えている事を知らされ
HANAは頭が真っ白になってしまった。

「・・・あれ?
 もしかしてHANAさんもご存知だったのですか?
 だから、レコーディングの話を?」
「・・・・・・。」

RENが私に隠し事を・・・・。
・・・・私を売った。
・・・・・・巨額の借金。
・・・甘い言葉で私を説得させて。
私は・・・・・・RENのなんなの?
REN・・・・。
全てはお金の為・・・・・・。

頭の中がビカビカとうるさく光り
考えがまとまらず言葉にならない。

「こんな素敵な女性に愛されて尽くされ
 まったくRENも果報者ですよ。
 HANAさんが私と契約すれば
 借金は完済するどころかプラスになるでしょうね。
 あの素敵なボディーガードも必要なくなりますよ。」
「ボディーガードって・・・・武之内さんのこと?」

菖太郎は、RENが裏のルートで借金をしており
返済ができずに追われているのだと言った。
その追手が、RENだけではなく、HANAにも目を付けた為
HANAにボディーガードをつけたと言う。

確かに、RENと付き合い始めてから
HANAは怪しい男に襲われている。

「・・・・・・わかりました。
 こんな私がRENを・・・・・。
 ・・・・・いえ・・・・事務所を救えるなら。」

力のない声でHANAは承諾した。

「・・・・・・商談成立といったところでしょうか。
 面倒な書類は私の方で作っておきます。
 まったく、こんなに美しくか弱い女性に
 苦労をかけるなんてRENも男らしくないですね。
 HANAさん。
 そんな悲しい顔はやめてください。
 あなたにはいつも笑顔でいてほしいんです。
 困ったことがあればいつでも相談に乗りますから。
 ・・・・・それでは、失礼します。」

菖太郎はきれいなお辞儀をすると
ミーティングルームを出て行った。

HANAは急に膝がゆるみ、その場に倒れこんだ。

「HANAちゃん?!」

目には悔し涙がたまり
今にもこぼれ落ちそうになっていた。

菖太郎の言葉が爆音で
頭の中をひたすらリピートしている。

菖太郎の話を受けるしかなかった自分が悔しい。

RENの事も、もうわからない。

自分の気持ちもわからない。

もう誰の言葉も信じられない。

今は、ただ涙が止まらない。

出発まで一週間。

RENはしばらくの間、湖の近くのスタジオで
泊まり込みのレコーディングの日々であった。

夕焼けを一緒に見た日を最後に逢っていない。

メールで連絡が来ても
この言葉すべてが嘘なのだと思うと
HANAは返信する気になれないかった。

RENへの心の整理がつかないまま
HANAは海外ロケへと旅立った。






 つづく 
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読んでくれてありがとう。
この小説は全て妄想です。

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