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朝鮮王朝の絵画と日本展

静岡県立美術館で公開中の(3月29日まで)

「朝鮮王朝の絵画と日本」展へ行ってきました。
風に吹かれて~-虎君

http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/exhibition/kikaku/2008/06.php

電車とバスを乗り継いで行く予定でしたが、

友達が車を出してくれたので、助手席に座って

おしゃべりしながら楽しくのんびり行ってこれました。

友よ、ありがとう~♪


今日は1時30分から「朝鮮通信使 駿府発 21世紀の使行録」の

上映会もあることになっていました。

12時頃、県立美術館に到着!


まずは、腹ごしらえです。

美術館のレストランでは、この企画展に合わせて

特別メニュー「エスタ風ビビンパ」を準備していました。

(エスタっていうのはレストランの名前です(笑)


風に吹かれて~-ピビンパッ

しかし、味は韓国風でもなく 焼肉丼っていう感じです(^^;ゞ

わかめスープも韓国で飲んだのとは似ても似つかぬ日本風

ちょっとがっかり(笑


お腹もふくれたので、上映会へ。

17世紀の初めから1811年までの約200年間の間

朝鮮から日本へ12回、通信使が訪れたそうです。

鎖国時代の日本、門戸を開いていたのはオランダと中国だけでなく

朝鮮とも友好関係を保っていたのでした。

秀吉の文禄の役、慶長の役の直後であるにもかかわらずです。


そのときの様子を林隆三の語りで(時々、ご本人登場)

話が進んでいきます。

やたらと画面が暗く、場内が明るく、よく見えない(^^;ゞ

資料や絵画をもとに構成された内容は眠気を誘う・・・(笑


朝鮮を出発しまず対馬へ その後 瀬戸内海を通って大阪へ

大阪から陸路で静岡を経由し江戸へ向かいます。

静岡から江戸の道中の記憶がない! (^ー^* )フフ♪


朝鮮通信使の一行を日本人は大歓迎したそうです。

こういう歴史があったのに、私は学生時代から今に至るまで

全然知りませんでした。  


その後、絵画の鑑賞です。

水墨画のような山水図(かなり痛んでいるのもありました)を見ると

その下に書いてある韓国語(ハングル文字)につい目がいって

ふたりでそれを読みたくなってしまうのです(笑

韓国の漢字(ハンチャ)とハングルが対応しているので

それが面白くて絵よりも真剣にみてしまいました。


展示の後半は「虎」です。

韓国のホランイはどこかユーモラスで、愛嬌があります。

犬の絵、葡萄の絵、猫の絵などなど・・・


日本の絵画なのか、韓国の絵画なのか

説明を読まなくては分かりません。

日本の絵画は中国の、そして朝鮮半島の影響を強く

受けていることだけはわかりました。


最後は常設のロダン博物館へ

久しぶりに、考える人やカレーの市民を見ました。


朝、家を出るときは横殴りの雨が降っていて

行こうか迷ったのですが

帰りは雲ひとつない晴天です。

富士山もとてもきれいに見えました。


風に吹かれて~-富士山